使っていない銀行口座の解約手続き方法と必要な持ち物まとめ

長期間使っていない銀行口座を放置していると、管理が面倒になったり、口座維持手数料が発生することもあります。不要な口座は早めに解約しておくのがおすすめです。本記事では、銀行口座を解約する際に必要な持ち物や手続きの流れをわかりやすく解説します。

銀行口座解約に必要な基本的な持ち物

多くの銀行では、以下の持ち物を持参することで口座の解約が可能です。

例：ゆうちょ銀行では、記名式の通帳・キャッシュカード・本人確認書類が揃っていれば印鑑が不要な場合もあります。

通帳や印鑑をなくしてしまっても、基本的に解約は可能です。ただし、本人確認が厳しくなり、時間がかかる場合があります。

たとえば三菱UFJ銀行では、「通帳・キャッシュカード・届出印」がない場合でも、運転免許証などの本人確認書類があれば、店頭での手続きで対応してもらえます。

多くの銀行では、本人以外が口座を解約することは原則としてできません。どうしても難しい場合は、銀行所定の委任状と本人・代理人の本人確認書類が必要になります。

ただし、委任状での解約を受け付けていない銀行もあるため、事前に電話で確認するのが確実です。

ネット銀行の場合、店舗がないため手続きはオンラインまたは郵送で行います。例として楽天銀行では、ログイン後のメニューから「口座解約申請」を選択し、指示に従うだけで完了します。

ただし、口座残高がある場合は0円にしておく必要があります。振込先の登録などが必要な場合もあるため、マニュアルを確認しておきましょう。

解約前に以下の点を確認しておきましょう。

これらを忘れると、解約できなかったり、思わぬトラブルにつながる可能性があります。

使っていない銀行口座を放置しておくと、個人情報漏洩のリスクや、思わぬ手数料が発生する可能性があります。今回紹介した必要書類や手続きの流れを押さえておけば、スムーズに解約できるでしょう。

まずは自分の持っている口座を一覧で把握し、不要なものから順番に解約していくのがおすすめです。