セブン銀行ATMで現金を入金した際、「金額が合わない」「エラーが出た」「お札が戻された」などの経験をしたことはありませんか?特に高額を入金する際や新札・旧札が混在している場合など、思わぬトラブルが起きやすいのが現実です。今回は、ATMでの数え間違いやトラブルが発生した場合に考えられる原因と、どのように対応すればよいのかを解説します。
セブン銀行ATMの入金上限と仕組み
セブン銀行ATMでは、一度に入金できる紙幣の上限は50万円または100枚までという制限があります。これを超える場合は、一部が返金される仕様になっています。たとえば51万円を投入すると、自動的に1万円が戻されます。
このような仕様を知らずに操作を進めてしまうと、「戻された理由がわからない」「エラーが発生した」といった不安を感じやすくなります。
ATMの紙幣識別エラーや数え間違いの原因
ATMは紙幣の状態(折れ・汚れ・印刷の濃淡など)によって、正確に読み取れないことがあります。特に以下のようなケースで読み取りミスが起こる可能性があります。
- 新札と旧札が混ざっている
- 紙幣が折れている、破損している
- 紙幣にインクのにじみやしわがある
- 複数枚がくっついて投入された
一度に大量の紙幣を入れると、読み取りエラーが発生しやすくなるため、できるだけ30万円以下・50枚以内を目安に分けて入金するのが望ましいです。
返却された金額と手元残高が合わない場合
「30万円数えたはずが、25万円しか戻ってこなかった」という場合、ATM内での誤認識や紙幣の混入などが疑われます。実際の入金処理中に読み取りエラーが発生した場合、一部紙幣がエラー扱いで別のトレーに格納されている可能性もあります。
そのようなときは、ATM利用明細やエラーメッセージを確認し、必ずその場でATMに表示される「コールセンターへの連絡案内」に従って問い合わせを行いましょう。
銀行への問い合わせは可能か?
もちろん、ATMトラブルはセブン銀行に限らず、銀行への正式な問い合わせが可能です。以下の手順を参考にしてください。
- ATMの操作中に表示される「お問い合わせ番号」をメモする
- セブン銀行ATMサポートセンター(0120-77-1174)へ連絡
- 発生日時、金額、取引内容、ATMの場所を伝える
問い合わせ後、銀行側でATM内部のログや紙幣カウント記録を確認し、状況に応じて返金や調査の対応を行ってくれます。
トラブルを防ぐために気をつけたいこと
以下のポイントを押さえることで、今後のATMトラブルを回避しやすくなります。
- 紙幣は丁寧に揃えて入れる
- 可能であれば新札を避ける
- 一度に大量の金額を入金しない
- 取引後は明細書を必ず確認・保管
また、不安なときは近隣の有人銀行窓口での入金も検討するとよいでしょう。
まとめ:ATMトラブルは早期対応と記録の保存がカギ
ATMでの入金トラブルは珍しいことではなく、紙幣の状態や機械の処理能力によって発生することがあります。しかし、明細やエラーメッセージを記録しておくことで、銀行側への問い合わせがスムーズに行えるようになります。
「気のせいかな?」と放置せず、不審な点があればできるだけ早く対応することで、被害を最小限に抑えることができます。万が一に備えて、ATM利用後の明細は一定期間保管しておくのが安心です。
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