61歳・週2日勤務、貯金2,000万円、年収50万円というケースで「65歳まで、この働き方で十分?」という疑問に対し、年金・収支・健康・制度をバランスよく見ながら検討する内容です。
60~65歳の“空白期間”をどう乗り切るか
厚生年金は原則65歳から開始されますが、特別支給の老齢厚生年金が60歳から受け取れるケースがあります。
ただし多くの場合、60~65歳の“収入の空白期”をどう補うかが課題となるため、今の働き方を継続することの意義が大きいです。
貯金2,000万円と月50万円収入の組み合わせの安心度
金融庁が示した「老後に2,000万円不足」とする報告書を受け、自身で2,000万円貯めているのは一つの安心材料です。[参照]
ただし、MUFGの試算では60歳以上の無職世帯で月5万円程度の赤字が出る可能性もあるため、収入を少しでも回し続けるのが効果的です。[参照]
週2日勤務の働き方を続けるメリットと注意点
週2日程度の働き方を続けることで生活リズムや人とのつながりを維持でき、精神的にも健康的です。
また、被保険者要件を満たせば厚生年金の加入も可能で、年金受給額を上積みできます。[参照]
65歳以降も働く選択肢は?収入と年金のバランス
65歳以降も働き続ければ「繰下げ受給」で年金額を増やす選択が可能です。
また就労収入が増えれば老後資金への不安にも対応でき、収入源の複線化にもつながります。
実例で考える:61歳・週2日の働き方シミュレーション
例:週2日労働で月収50万円、年間600万円。年金開始までの4年間、貯金取り崩し0円で耐えられる計算です。
65歳以降も月5万円働き続けると、年金+収入で収支が黒字になるケースも多く報告されています。
まとめ
現在の働き方(週2日・午前中)は、精神・経済・健康の観点で「無理せず続けられる堅実な選択」です。
65歳の年金受給開始まで、貯金を切り崩さず、必要があれば週2~3日の勤務継続や65歳以降の軽作業的就労も検討しましょう。
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