退職後の国民健康保険加入と手続きについての疑問点を解決

退職後の国民健康保険加入に関する基本事項

退職後、会社の社会保険から国民健康保険に切り替える必要があることを知らない方も多いです。この記事では、国民健康保険に関する手続きとよくある疑問について解説します。

住民票がある場所と一人暮らしの場所での加入手続き

国民健康保険の加入手続きは、住民票がある市区町村の役所で行う必要があります。現住所が住民票と異なる場所であっても、住民票が置かれている役所で手続きをすることになります。

9月・10月分の保険料支払いについて

国民健康保険の保険料は、退職した翌月から発生します。8月に退職した場合、9月と10月分の保険料が未払いとなっているため、加入手続きの際にその分を支払うことになります。保険料の金額は前年の所得に基づいて計算されるため、個人差がありますが、役所で大まかな見積もりが提示されるでしょう。

社会保険に入るタイミングと国保脱退の手続き

10月中旬頃から働き始め、11月から新しい会社の社会保険に加入する場合、国民健康保険は新たに加入した社会保険の保険証が発行され次第、脱退手続きを行います。この際、役所での手続きが必要になりますが、社会保険に切り替えた後は、国保を脱退するための手続きを速やかに行いましょう。

まとめ

退職後、国民健康保険に加入する際は住民票がある場所の役所で手続きを行います。未払いの保険料は役所で提示され、その場で支払います。新たに社会保険に加入した際は、速やかに国保の脱退手続きを行うようにしましょう。