突然の高額請求に驚かれた方も少なくないはずです。特にSony Interactive Entertainment(SIE)からの請求が複数発生しており、身に覚えがないとなれば、不正利用や誤請求の可能性も否定できません。本記事では、SIEからの不明な請求に遭遇した際の対応手順や確認方法を詳しく解説します。
まず確認すべきこと:PlayStation関連の購入履歴
多くの場合、SIEの請求はPlayStation Network(PSN)を通じたゲームソフト、課金アイテム、サブスクリプションサービス(PS Plusなど)によるものです。まずは自分のアカウントで以下を確認しましょう。
- PlayStation本体やPCから「購入履歴」を確認
- PlayStation公式サイトの請求履歴ページでログインして調査
家族や知人が自分のアカウントで購入しているケースもあります。共用アカウントの場合は注意しましょう。
複数の請求は一括支払いではないケースも
複数回の請求があっても、これは「1つの購入に対して分割請求」されているのではなく、個別のサービスやコンテンツに対する複数の購入であることがほとんどです。
例えば以下のような事例があります。
- ゲーム本体:¥27,950
- シーズンパス:¥24,040
- 追加コンテンツ:¥16,838
合算すれば7万円近くになりますが、それぞれが別の商品である場合も多いため、内容の確認が最優先です。
不正利用の可能性をチェックする方法
明らかに自分で行った購入ではない場合は、アカウントの不正利用を疑いましょう。以下を確認してください。
- ログイン履歴(別地域からのアクセスなど)
- パスワードが第三者に知られていないか
- サインイン中のデバイス一覧
必要であれば、すぐにパスワード変更と2段階認証を有効にしてください。SIE公式サポートページで案内されています。
返金申請や問い合わせの方法
PlayStation Storeでの購入は原則として返金不可ですが、不正利用や誤請求の場合は特別対応されることがあります。以下の手順で申請しましょう。
- SIEの返金申請ページにアクセス
- 「コンテンツの返金」や「不正請求の調査」を選択
- 具体的な金額・日付・請求内容を記載し申請
また、クレジットカード会社に連絡して「利用停止措置」や「調査依頼」を出すのも有効です。
心当たりがない場合の今後の予防策
今後同じようなトラブルを避けるためにも、以下の対策を講じましょう。
- パスワードを定期的に変更する
- PlayStationアカウントへの2段階認証を設定
- 購入時にクレジットカードではなくチャージ式のウォレットを活用
これにより、万一アカウントが乗っ取られても、課金被害を最小限に抑えることができます。
まとめ:焦らず順を追って確認と対応を
Sony Interactive Entertainmentからの突然の請求があった場合でも、冷静に対応すれば状況の把握と適切な対処が可能です。まずは購入履歴の確認から始め、心当たりがなければ不正利用を疑い、迅速にサポートへの連絡を行いましょう。
また、今後のためにもアカウント管理とセキュリティ強化を忘れずに実施することが、トラブル回避への最善策となります。
コメント