みずほ銀行では、スマートフォン向けの公式アプリ「みずほ通帳アプリ」や「みずほ銀行アプリ」を使って、口座残高の確認や振込などがより便利に行えるようになっています。今後は紙の通帳の発行を取りやめる方向性も進んでいますが、現在通帳を利用している方がアプリを導入した場合に「記帳ができなくなるのでは?」と不安に感じるケースもあるようです。本記事では、みずほ銀行のアプリと通帳を併用する場合の可否や注意点を詳しく解説します。
みずほ銀行アプリと通帳の併用は可能?
結論から言うと、みずほ銀行のアプリを口座と紐付けても、現在のところ通帳での記帳はそのまま継続して利用できます。
つまり、通帳を持っていて、ATMでの記帳や残高確認を行っている方でも、みずほダイレクトやアプリを併用して使うことが可能です。アプリを入れたからといって自動的に通帳が使えなくなるわけではありません。
将来的に通帳が廃止される動きについて
みずほ銀行では2021年から、新規口座開設者への紙通帳の発行を原則終了しています。また、既存の通帳利用者にも順次「通帳レス」への移行が案内されており、長期的には通帳利用が廃止される可能性が高いです。
ただし、既存の通帳を使っている場合、自ら「通帳レス口座」へ切り替えを申し込まない限り、当面は記帳機能を引き続き利用できます。
アプリでできることと利用のメリット
みずほ銀行のスマホアプリでは以下のような便利な機能が利用できます。
- リアルタイムの口座残高・入出金履歴の確認
- スマホからの振込・振替手続き
- キャッシュカードの利用停止や再発行
- アプリ内での住宅ローン残高照会
振込に関しては、アプリ経由で行えばATMに行く手間が省け、手数料もお得なことがあります。
アプリ導入時の注意点
アプリを使うにあたっては以下の点に注意が必要です。
- 初回利用時にみずほダイレクトの契約番号やパスワードの入力が必要
- アプリの利用は無料だが、通信費はユーザー負担
- セキュリティ設定(生体認証やワンタイムパスワードなど)を必ず有効にする
- スマホを機種変更する際は再設定が必要になる
また、通帳レス口座に切り替えると紙の通帳による記帳はできなくなりますので、申し込み操作には十分注意しましょう。
「通帳レス」へ切り替えない限り通帳は継続使用できる
みずほダイレクトやアプリを利用していても、「通帳レス口座」に切り替えない限り、紙の通帳を保持したままアプリ機能を併用することができます。実際、多くのユーザーが通帳とアプリを併用しながら、徐々にアプリ中心の管理に移行している状況です。
ただし、紙の通帳は発行・利用に手数料がかかるようになる可能性もあるため、長期的な視点ではアプリへの完全移行を検討する価値があります。
まとめ:アプリ導入で通帳記帳ができなくなることは基本的にない
みずほ銀行のアプリを使っても、紙の通帳を「通帳レス口座」に切り替えない限り、記帳は引き続き可能です。アプリと通帳の併用は現在問題なく行えます。
アプリの利便性を活用しつつ、将来的な通帳廃止の流れも視野に入れて、自分のライフスタイルに合った資産管理方法を見つけていきましょう。
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