三井住友銀行あじさい支店の正体と楽天証券で口座が表示される理由

楽天証券の口座一覧に「三井住友銀行あじさい支店」口座があるのを見て驚いた方もいるでしょう。この支店名の謎について、初心者にもわかりやすく整理しました。

🏦 あじさい支店とは何か？

実は、三井住友銀行あじさい支店は一般窓口を持たない“被振込専用支店”です。

支店コードは954で、個人の自動振込専用口座として自動的に割り当てられるものです:contentReference[oaicite:0]{index=0}。

楽天証券や他の証券会社では、投資信託などの購入時に銀行との入金・出金連携を行います。

マネーブリッジなどで利用する場合、三井住友銀行との自動連携口座として“あじさい支店”が割り当てられることがあります。これは実店舗ではなく、ネット取引用の口座です:contentReference[oaicite:1]{index=1}。

「アプリにログインできない」のは当然で、なぜなら
実店舗や個人専用のキャッシュカード／窓口対応がない支店だからです。

したがって、ログイン認証や再設定もできず、ネットバンキングにも表示されません。

この口座は証券との資金移動のみ目的なので、管理する必要はありません。

もし楽天証券を使っていないなら気にしなくてOKですし、マネーブリッジなどを使うなら三井住友銀行の通常支店と連携すれば問題ありません。

例えば「サルビア支店」という通常支店が給与振込用に使われることもあります。

それに対し「あじさい支店」は自動化された振込・引落し用として楽天証券等が裏で使っている仕組みです:contentReference[oaicite:2]{index=2}。

・あじさい支店は実店舗がない振込専用の仮想支店。
・楽天証券等との自動連携用に使われる口座なので、ログイン不能でも正常。
・個別に管理する必要はなく、気にせず運用できます。

「あじさい支店=不正口座」と考えず、裏で連携された設計と理解すれば安心です。