障害年金の更新手続き後に届く通知と確認すべきポイント|更新結果がわかるタイミングとは?

年金

障害年金を受給している方にとって、定期的な更新手続きは欠かせないものです。しかし、手続き後にいつ結果が届くのか、更新が無事完了したかの確認方法がわかりづらいと感じる方も多いのではないでしょうか。今回は、障害年金の更新手続きの流れや通知の確認方法、更新が無事に完了したかどうかを判断するポイントについて解説します。

障害年金の更新とは?目的と流れを理解しよう

障害年金の更新手続きは「障害状態確認届(診断書)」の提出により、現在の障害状態が引き続き年金の支給に該当するかを判断するために行われます。多くの場合、誕生月の末日が提出期限となります。

提出後は日本年金機構で審査が行われ、内容に不備がなければ更新が認められます。不備がある場合や確認事項がある場合は、照会や再提出の連絡が入ることもあります。

更新後の通知はいつ届く?実際の目安と事例

更新結果は、通常提出から2〜3か月後に郵送で届く「年金証書」または「支給決定通知書」「不支給通知書」などで確認できます。ただし、審査に時間がかかるケースもあり、4か月以上かかる例も少なくありません

たとえば2月に診断書を提出した場合、結果の通知は5〜6月頃に届くのが一般的です。

「年金振込通知書」による更新完了の判断は?

6月上旬に「年金振込通知書」が届き、そこに令和7年4月〜令和8年4月の支給予定額が記載されていた場合、更新審査が完了し、支給継続が決定されたと考えてよいケースが多いです。

日本年金機構から個別に「更新完了です」と通知されるわけではないため、振込通知書に記載された期間をもとに判断します。ただし、念のためハガキでの正式な結果通知も待つのが確実です。

万が一通知が遅れている場合の対応方法

通知が遅れている場合や不安がある場合は、最寄りの年金事務所に電話や窓口で確認することができます。マイナンバーや基礎年金番号を伝えるとスムーズです。

また、年金ネット(ねんきんネット)に登録している方であれば、Web上で更新結果や支給状況を確認できる可能性もあります。

実例:2月更新・6月通知の受給者の場合

ある60代女性の例では、2月に診断書を提出し、6月9日に「年金振込通知書」が届いたことで更新完了を確認できました。通知書には令和7年4月〜8年4月の支給額が明記されており、結果的に更新完了が間接的に示された形となっています。

このように、明確な更新完了通知がない場合でも、振込通知書の支給期間の延長が、更新完了の判断材料になります。

まとめ:障害年金の更新結果は通知書類で間接的に把握可能

  • 更新手続き後の通知は2〜4か月ほどかかることがある
  • 「年金振込通知書」に次年度の支給額と期間が記載されていれば、基本的に更新完了
  • 不安な場合は年金事務所に確認を
  • ねんきんネットの活用もおすすめ

障害年金の更新は毎回不安がつきものですが、通知の見方や確認手順を知っておくことで安心感が増します。振込通知書が届いた方は、記載内容をよく読み、次回の更新に備えるようにしましょう。

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