最近、SNSやアプリ広告で「無料で仮想通貨がもらえる!」というキャンペーンを見かけることが増えています。中には、それをきっかけにビットバンクなどの仮想通貨取引所の口座を開設してしまったという学生の方も多いようです。この記事では、誤って口座開設してしまった場合に問題があるのか、今後どんなリスクが考えられるのかを詳しく解説します。
無料コイン配布で口座開設しても違法ではない
まず、ビットバンクなどの正規の取引所で、自分の意思で口座を開設しただけであれば法的な問題はありません。本人確認(eKYC)にFaceIDを使っていても、それ自体が「危険な行為」ではありません。
ただし、詐欺的なサイト経由で開設した場合や、個人情報を第三者に提供した場合は別問題になります。どの経路から申し込んだかをよく思い出して確認しましょう。
学生が仮想通貨口座を持つこと自体は可能?
ビットバンクでは、18歳以上であれば学生でも口座開設が可能です。ただし未成年者は保護者の同意が必要な場合があるため、利用規約やFAQを確認しましょう。
また、仮想通貨取引は元本割れのリスクがあるため、知識が不十分な状態での取引はおすすめできません。
危険なのはこんなケース
- 友人やSNSで「このリンクから登録すると◯円もらえる」と言われて登録
- 無料でもらえるはずが「手数料」や「振込金」を先に求められる
- 登録後に他のサービスや取引所の情報を聞き出される
こうした場合は、詐欺やフィッシングの可能性があります。すぐにアカウント情報やパスワードを変更し、取引所のカスタマーサポートに連絡をしましょう。
今後やるべき対処法
- 登録したアカウントのパスワードをすぐ変更
- ビットバンクの公式アプリにログインし、不審な入出金がないか確認
- 使う予定がない場合は、アカウント削除(解約)申請を行う
- 不安があるなら、ビットバンク公式サポートに問い合わせを
特に「口座にお金は入れていないが情報を提供した」という人は、念のため情報の悪用がないかを定期的にチェックすることが大切です。
まとめ:焦らず冷静に対処しよう
ビットバンクのような正規の取引所であれば、無料キャンペーンがあっても怪しいものではないケースが多いです。ただし、自分が何に同意して登録したのかをよく確認することが重要です。
学生でも安心して口座開設はできますが、必要がない・使う予定がないのであれば、無理に保持せず削除するのも賢明な判断です。仮想通貨はリスクもありますが、正しく知識をつければ将来の資産形成にもつながる分野。焦らず、一つひとつ確認していきましょう。
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