PayPayアカウントを削除して再登録できるのはいつ？電話番号変更や同一人物での制限について解説

スマホの買い替えや電話番号の変更に伴って、PayPayアカウントの再登録を考える方は多いですが、「一度退会したら、すぐに新規登録できるのか？」という点には注意が必要です。本記事では、PayPayの退会と再登録に関する公式ルールや注意点について詳しく解説します。

PayPayアカウントの退会とは？

PayPayでは、アプリから自分でアカウントを「退会（削除）」することが可能です。この操作を行うと、登録情報・残高・取引履歴などがすべて消去され、元に戻せなくなります。

電話番号や本人確認情報（eKYC）も削除対象となりますが、「一度削除した番号＝すぐに再利用できる」とは限りません。

PayPayでは、同一人物によるアカウント再登録は、退会後から180日（＝約半年間）できないという規約があります。これは不正利用や多重登録を防止する目的で設けられている制限です。

したがって、たとえ電話番号を変えて新しい端末で登録しても、同じ本人確認情報が検出されると、登録がブロックされる可能性があります。

PayPayのシステムは、電話番号だけでなく、氏名・生年月日・本人確認書類の情報などをもとに「同一人物かどうか」を判断しています。

そのため、退会前と異なる電話番号や端末で新たに登録しようとしても、過去のアカウントに紐づく情報と一致する場合は、「再登録制限」に引っかかってしまう可能性があります。

どうしてもすぐにPayPayを使いたい場合、以下のような対処法があります。

PayPayの公式カスタマーサポートに問い合わせることで、現在の登録状況や今後の対応について詳しく案内してもらうことも可能です。

ユーザーAさんは、機種変更と同時に旧アカウントを削除してしまい、新しい番号で再登録を試みたところ「この情報では登録できません」とエラーが表示。

PayPayサポートに問い合わせたところ、「退会から180日間は再登録できません」と案内され、現在は期間満了を待っているとのこと。「退会前にサポートに相談すればよかった」と話しています。

・PayPayは退会後、180日間は同一人物による再登録ができない
・電話番号だけを変えても、本人確認情報でブロックされる可能性あり
・再登録したいなら、退会せずログイン連携や端末引き継ぎを活用すべき
・不安がある場合は、退会前に必ずPayPayサポートに確認を

正しい知識と事前の対応で、PayPayのスムーズな利用を継続しましょう。