楽天モバイルユーザーの中には、「楽天ポイントを支払いに設定しているはずなのに、実際には使われていない」といった経験をした方もいるかもしれません。この記事では、楽天ポイントを確実に楽天モバイルの料金支払いに使う方法と、その際に注意すべき仕組みや落とし穴について詳しく解説します。
楽天モバイル料金に楽天ポイントを使う基本設定
まず前提として、楽天モバイルの料金に楽天ポイントを使用するには「楽天ポイント利用設定」が必要です。楽天モバイル公式サイトまたはアプリの「my 楽天モバイル」内の「お支払い方法」から、「楽天ポイントをすべて使う」にチェックを入れておく必要があります。
この設定を行っていれば、通常は毎月の支払い時に保有している通常ポイント(期間限定ではないポイント)から優先的に消費されるはずです。
楽天ポイントクラブの「ポイント利息」口座の仕組み
楽天ポイントクラブでは、「ポイント利息」という機能があり、ポイントを預けることで利息のようにポイントが増えるサービスがあります。しかし、この預けたポイントは支払いに利用できる“利用可能ポイント”には含まれません。
そのため、支払い直前にポイントを「利息口座」から引き出さない限り、いくら残高があっても楽天モバイルの支払いには充てられないことになります。
自動引き落とし前にポイントを引き出すタイミング
楽天モバイルの月額料金は通常、月末から翌月初めにかけて請求処理が行われます。このタイミングより前に、楽天ポイントクラブの「ポイント利息」口座からポイントを引き出しておく必要があります。
たとえば、毎月26日頃に請求処理が行われる場合、少なくとも24〜25日にはポイントを通常ポイントとして戻しておきましょう。
「ポイント追加」の動作と支払い反映のズレ
楽天モバイルの支払い処理では、請求金額が確定してからポイントが自動で反映されますが、利息から戻したポイントがタイミング的に遅いと、その月の支払いに間に合わず、翌月に持ち越される可能性があります。
また、アプリ上では「ポイント追加」という表記があるため、誤って新たにポイントを購入したような誤解を生むこともありますが、これは単に通常ポイントが再計上されたことを意味しています。
実際の使用例と対処法
あるユーザーは、楽天ポイント利息に2,000ポイント預けており、毎月25日に引き出すよう設定していたが、楽天モバイルの請求が24日に確定したため、その月はポイントが使われなかったという事例があります。
このような場合、ポイントの引き出しを手動で早めに行うか、引き出しを常時行ったままにすることが望ましいです。
まとめ:楽天モバイルに楽天ポイントを正しく使うコツ
楽天モバイルの支払いに楽天ポイントを利用するには、事前設定に加えて、楽天ポイントクラブの利息口座からの引き出しタイミングが重要です。
- 楽天ポイント設定画面で「すべて使う」にチェック
- 楽天ポイント利息に預けたポイントは使えない
- 支払い確定前に引き出すのがベスト
これらを意識することで、「ポイントが使えない…」という事態を回避でき、賢く楽天ポイントを活用できます。
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