「PayPayで友達から送金されたお金を銀行口座に出金できなかった」というケースは意外と多く見られます。本人確認済みでも、なぜか“PayPayマネー”ではなく“PayPayマネーライト”扱いになり、出金ができないことも。この記事ではその理由と、正しく出金するための方法をわかりやすく解説します。
PayPayマネーとマネーライトの違いとは？
PayPayマネー：本人確認済みのアカウントで、銀行口座やATMからチャージされた残高。送金・出金・支払いすべてに対応。
PayPayマネーライト：本人確認前にチャージ・送金で受け取った残高。支払いのみ可能で、送金・出金はできない。
本人確認が済んでいても、送金元が本人確認未完了のアカウントだった場合、そのお金は「PayPayマネーライト」として分類されてしまうのが原因です。
なぜ送られたお金が“マネー”にならないのか？
送金元のPayPayアカウントが「本人確認未完了」の場合、そのユーザーから送られた金額はすべて“マネーライト”として受け取る仕様です。
つまり、あなたが本人確認済みでも、相手がしていなければ“出金できない残高”になるということです。
また、たとえ相手が本人確認済みでも、「PayPayポイント」やキャンペーンボーナスなどを送金した場合もマネー化されないことがあります。
送金されたお金を銀行に出金する方法
以下の条件をすべて満たすと、送金されたお金は「PayPayマネー」になり、銀行出金が可能になります。
- あなた：本人確認済みのPayPayアカウント
- 送る相手：本人確認済みのPayPayアカウント
- 送金元の残高：PayPayマネー（＝銀行口座・ATMなどからチャージされたお金）
上記条件を満たして送金された金額は「PayPayマネー」として処理され、出金・送金どちらも可能になります。
チェックポイント：マネー化しない原因はこれ
- 送金相手が本人確認をしていない
- 送られた残高がPayPayポイント・キャンペーン残高だった
- 自分のアカウントに銀行口座の登録がない
これらのどれかに当てはまっている場合は、残高が“マネー”に昇格しないため、出金不可となります。
出金方法の手順
出金するには、次のステップを実行してください。
- PayPayアプリを開き、「残高」→「出金」をタップ
- 銀行口座を選択（未登録の場合は登録を完了させる）
- 出金額を入力し、「出金する」を実行
手数料はPayPay公式ガイドにも記載がありますが、通常100円（PayPay銀行宛は無料）です。
まとめ：送金されたお金を出金したいなら“相手の本人確認状況”がカギ
① 自分が本人確認済みでも、相手が未確認なら残高は“マネーライト”扱い
② “マネーライト”は出金・送金できず、支払い専用の残高
③ 銀行に出金したい場合は、相手にも本人確認を済ませてもらい、PayPayマネーから送金してもらう必要がある
④ 出金には銀行口座の登録と手数料の確認も忘れずに
PayPayの便利さを最大限に活かすためにも、自分と相手、両方の本人確認状況をチェックし、正しく送金・出金できるようにしておきましょう。
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