SNSでの個人間取引や譲渡の際、相手の口座がゆうちょ銀行だった場合に「記号・番号・名前」だけを教えられて、振込ができるか不安になる方は少なくありません。この記事では、ゆうちょ口座への正しい振込方法や必要な情報について詳しく解説します。
ゆうちょ口座間なら記号・番号だけでOK
ゆうちょ銀行同士の送金(ゆうちょ口座→ゆうちょ口座)であれば、「記号」「番号」「受取人名」の3つの情報があれば送金できます。ゆうちょダイレクトやATMで簡単に手続き可能です。
例えば、記号「12345」、番号「6789012」、名前「ヤマダハナコ」だけで振込できます。この場合、支店名や口座種別は不要です。
他行からゆうちょ銀行へ振込する場合は注意
もしあなたが三菱UFJ銀行や楽天銀行など、ゆうちょ以外の金融機関から振込を行う場合は、「記号・番号」だけでは不十分です。以下の変換が必要になります。
- 記号・番号 → 支店コード(3桁)・口座番号(7桁)に変換
- 口座種別:通常貯金(普通預金)
- 受取人名:カタカナで正確に
記号「12345」、番号「6789012」の口座は、「支店コード:234」「口座番号:6789012」などに変換されます(実際には記号の上2桁などから支店コードが決まります)。
記号・番号から支店コードを調べる方法
ゆうちょ公式サイトや一部の変換ツールを使えば、記号・番号から支店コードを確認することができます。
以下のページで変換が可能です:ゆうちょ銀行:振込用の店名・口座番号の確認ページ
「記号12345」「番号6789012」と入力すると、支店名「二三四(ニサンヨン)」、店番「234」、口座番号「6789012」と表示されます。
相手に追加情報をお願いすべき場合
あなたが「他行→ゆうちょ銀行」から振込を行う場合、支店コードと変換後の口座番号が必要です。相手に以下のように追加で聞くとスムーズです。
「他行から振込予定なので、ゆうちょの振込用支店名と口座番号も教えていただけますか?」
もし相手が分からない場合は、ゆうちょ公式ページであなた自身が変換できます。
実際のトラブル事例とその回避策
ある利用者は、記号・番号だけで三井住友銀行から振込をしようとして、エラーになりました。結局、支店コードが分からず、相手に問い合わせて再送することになりました。
別の事例では、相手が振込専用番号を用意していたため、トラブルなく取引が完了しました。事前に必要情報を共有しておくことが、トラブル回避のカギとなります。
まとめ:送金手段に応じた情報が必要
ゆうちょ口座への振込では、「ゆうちょ間送金」か「他行→ゆうちょ」かで必要情報が変わります。SNS等で譲渡や取引をする際は、事前にどの方法で送金するかを確認し、それに合った情報を受け取るようにしましょう。
特に他行からの振込では支店コードと変換後の口座番号が必要となるため、不足している場合は相手に確認するか、公式サイトのツールを活用してください。
コメント