ある日突然、心当たりのないクレジットカード利用通知が届いたら、誰しも不安になるでしょう。特にネットでも実店舗でも使っていない時間帯であれば、「不正利用かも」と心配になるのは当然です。この記事では、セゾンカードをはじめとするクレジットカードで不正利用の疑いが出た際に取るべきステップや、よくある疑問への対応策を解説します。
まず最初にすべきこと：カード利用停止と連絡
不正利用の疑いがあるときは、すぐにカード会社に連絡し、一時的に利用停止をかけるのが第一です。セゾンカードでは24時間対応の緊急デスク（紛失・盗難専用）があり、すぐに停止措置が取れます。
その後、カスタマーセンターに連絡し、状況説明と今後の流れを確認してください。まだ明細に反映されていなくても、通知があった時点での報告は重要です。
不正利用の調査とカード会社の対応
カード会社は利用履歴を調査し、不正利用の可能性が高ければ「補償対象」として処理されます。セゾンカードでは原則として、カード会員に過失がなければ補償される仕組みになっています。
よくある誤解に「カード会員自身が犯人と交渉しないといけない」というものがありますが、これは誤りです。不正利用に関する調査・交渉はカード会社が行います。安心して任せましょう。
不正確定前でもカード再発行は可能？
カードが手元にあり紛失していない場合でも、希望すればカード番号を変更した新しいカードを発行してもらえるケースが多いです。セゾンカードもその一例です。
特に再度不正利用される不安がある場合は、「再発行希望」の旨を伝えると対応してくれます。ただし、一部手数料が発生する可能性もあるため、事前に確認しましょう。
通知に金額が表示されるが明細に反映されない理由
一部の通知アプリ（セゾンPortalなど）では、利用申請時点で即時通知が届くことがあります。しかし実際に利用が確定して明細に載るのは数日後になることが多く、「保留中」状態になっているだけの場合もあります。
このタイムラグに不安を感じる人もいますが、記録はすべて残っているため、利用明細に表示されてからカード会社が正式に調査・対応します。
不正利用を未然に防ぐためにできること
- 定期的にカード利用明細を確認する
- カードの通知サービス（SMS・アプリ）を必ず有効にする
- 怪しいサイトやWi-Fi環境でのカード利用は避ける
- ネットショッピングでは「3Dセキュア対応店舗」を優先する
また、セゾンPortalアプリでは指紋認証やFaceIDを設定できるため、安全に簡単にログインし履歴確認が可能です。
まとめ：不正利用かもと思ったら即行動を
セゾンカードなどで不正利用の疑いがある場合、第一にすべきは利用停止とカード会社への報告です。その後の調査はカード会社が行ってくれるため、冷静に対応しましょう。
再発防止のための通知設定や、再発行依頼なども柔軟に活用することで、安心してカードを利用し続けることができます。不安な時はすぐに相談することが何より大切です。
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