PayPay銀行のログイン時や特定のサービス利用時に「お客さま情報・取引目的の確認」の画面が出ることがありますが、これは詐欺ではなく、金融庁の法律に基づく正式な本人確認手続きです。
「取引目的の確認」の正体とは?
これは「犯罪による収益の移転防止に関する法律」(マネーローンダリング防止法)に基づき、金融機関が利用者の氏名・住所・生年月日・職業・取引目的などを確認しておく制度です。
PayPay銀行では、定期預金・外貨預金・投資信託・FX・ローンなど一部サービス利用時に、この確認が義務付けられており、専用画面が表示されるようになっています。:contentReference[oaicite:0]{index=0}
「各種手続き」に項目が見当たらない場合の理由
管理画面の「各種手続」メニュー中に「お届け情報・取引目的等のご確認」へのリンクがありますが、対象ユーザー以外には表示されません。
たとえば、該当サービスを利用していない人、確認対象ではないユーザーには、そもそも選択肢が表示されないので「どこにも項目が無い」と感じるケースがあります。:contentReference[oaicite:1]{index=1}
詐欺メールとの違いを見極めるポイント
【詐欺メールとの違い】
- PayPay銀行公式サイトやログイン後ページから表示される
- 本人確認画面のURLがメールやSMSには記載されない(偽装防止)
- 安心してログインし、公式画面から操作すれば安全です
したがって、本人確認画面への誘導がメールやSMS経由で来た場合はフィッシングの可能性があるため、公式サイトやアプリから直接ログインするようにしましょう。:contentReference[oaicite:2]{index=2}
確認しないとどうなる?入力猶予や影響は?
PayPay銀行では、取引目的の確認への回答を促す表示が一定期間消えないようになっており、未回答のままだと以後の一部取引が制限される可能性があります。
回答を先延ばしに「次回ログイン時に回答」を選択しても、次回以降再度表示される設計なので、早めの対応が推奨されます。:contentReference[oaicite:3]{index=3}
表示されたらどうすればいい?操作の手順
ログイン後、画面の指示に従って「取引目的・職業・利用目的」などを選択・入力します。その後、確認ボタンを押せば完了です。
ログアウト状態でも、次回ログインすると自動で案内画面へ導かれる設計となっています。また、ログイン後「各種手続」→「お届け情報・取引目的等のご確認」からもアクセス可能です。:contentReference[oaicite:4]{index=4}
まとめ:詐欺ではなく正当手続き。早めの対応が安心安全
PayPay銀行の「取引目的の確認」は、金融犯罪防止法令を遵守するための正式な本人確認です。詐欺ではなく、むしろ銀行と利用者を守るための制度です。
心配な場合はメールやSMSのリンクから回答するのではなく、公式サイトまたはアプリからログインし、表示される確認画面で手続きを行うようにしてください。早めに対応することで、サービス利用の制限を避け、安心して口座をお使いいただけます。
コメント