JAバンクの口座をお持ちで、キャッシュカードを作成していない場合でも、通帳を使ってATMで記帳することは可能です。ただし、いくつかの注意点がありますので、以下で詳しく解説します。
通帳のみでのATM記帳は可能
JAバンクのATMでは、キャッシュカードがなくても通帳を挿入することで、入出金明細の記帳ができます。これは、全国のJAバンクのATMで対応しており、通帳の種類によっては一部記帳できない場合もありますが、基本的には記帳可能です。
例えば、普通貯金通帳や総合口座通帳をお持ちの場合、ATMに通帳を挿入するだけで、未記帳の取引明細が自動的に印字されます。これにより、窓口に行かなくても取引履歴を確認できます。
ATMでの入出金はキャッシュカードが必要
通帳のみでのATM記帳は可能ですが、ATMでの現金の入出金を行うにはキャッシュカードが必要です。セキュリティ強化の観点から、通帳だけでのATMによる出金は取り扱いを停止しているJAもあります。
例えば、JAバンク広島では、2023年7月22日より通帳のみでのATM出金の取り扱いを停止しています。今後、ATMでの出金の際はキャッシュカードが必要となります。:contentReference[oaicite:0]{index=0}
通帳がATMで使えない場合の対処法
ATMで通帳が使用できない場合、以下の原因が考えられます。
- 通帳の磁気不良や破損
- 通帳レス口座への切り替え
- 共同設置のATMで通帳が非対応
このような場合は、最寄りのJA窓口に通帳を持参し、状況を確認してもらうことをおすすめします。
通帳レス口座への切り替えと記帳
JAバンクでは、通帳を発行しない「通帳レス口座」のサービスも提供しています。通帳レス口座に切り替えた場合、紙の通帳は利用できなくなり、ATMでの記帳もできません。
通帳レス口座では、JAバンクアプリを通じて口座残高や入出金明細を確認することができます。紙の通帳が不要な方や、スマートフォンでの管理を希望する方には便利なサービスです。:contentReference[oaicite:1]{index=1}
定期的な記帳の重要性
通帳への記帳を長期間行わないと、未記帳の取引が通帳に印字されず、合計金額のみが記載される場合があります。これにより、個々の取引内容を確認できなくなる可能性があります。
例えば、毎月の給与振込や公共料金の引き落としなど、定期的な取引がある場合は、月に一度はATMで記帳を行うことをおすすめします。これにより、取引履歴を正確に把握し、万が一のトラブル時にも対応しやすくなります。
まとめ
JAバンクの通帳のみでのATM記帳は可能ですが、現金の入出金にはキャッシュカードが必要です。また、通帳がATMで使用できない場合や、通帳レス口座への切り替えを検討する際は、最寄りのJA窓口での確認が重要です。定期的な記帳を行い、口座の管理をしっかりと行いましょう。
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