生命保険を解約したのに引き落とし?手続きの流れと確認すべきポイントを解説

生命保険

生命保険の解約を申し込んだはずなのに、翌月も保険料が引き落とされていて驚いたという経験は意外と多くの方にあります。この記事では、生命保険の解約における流れや注意点、実際のトラブル事例をもとに、確実に解約を完了させるためのポイントをご紹介します。

生命保険の解約手続きは「書類返送」後に完了する

生命保険の解約は、通常「解約申出」→「必要書類の記入・返送」→「書類の到着・保険会社による確認」→「解約成立」という流れで進みます。書類を送っただけではまだ正式に解約が成立しておらず、保険会社がその書類を受理・確認した段階で初めて効力が発生します。

そのため、書類を返送してから解約が完了するまでに数日〜2週間程度かかる場合があり、その間に引き落とし日が来てしまうと保険料が引き落とされる可能性があります。

二重送付されることも?同じ書類が届いた理由

一部の保険会社では、確認の不備やタイミングのズレにより、すでに返送した書類と同じ内容の解約書類が再送されることがあります。特に本人確認書類の不備や記入漏れがある場合には、再提出を求められます。

今回のように「同じような書類が再度届いた」というケースでは、保険会社側がまだ解約処理を完了できていない可能性が高いため、再提出は必須です。

引き落とされた保険料は返金される?

解約成立日より後に引き落とされた保険料については、返金されるケースがあります。ただし、解約成立日より前に引き落とされた場合は、通常通りの保険料として処理され、返金されません。

返金の対象かどうか不明な場合は、保険会社のカスタマーセンターに「解約成立日」と「保険料の引き落とし日」を伝えて、返金の可否を確認しましょう。

スムーズに解約手続きを進めるためのポイント

  • 必ずコピーを取ってから書類を返送する
  • 記入ミスや漏れがないかを見直す
  • 本人確認書類は鮮明で最新のものを用意
  • 返送後は2週間を目安に解約成立の確認連絡をする

さらに、手続きに関するやり取りはメールよりも電話のほうが早く確実です。

実際の体験談:解約が遅れた理由とは?

・「記入漏れで2度も書類が返送された。解約まで1か月以上かかった」
・「本人確認書類に旧姓の免許証を送ってしまい、再提出になった」
・「カスタマーに問い合わせたら、書類が未着だったことが判明。再送してようやく解約完了」

これらの例からも、書類の不備や郵送の遅延がトラブルの原因になりやすいことが分かります。

まとめ:解約完了の確認までは油断せずチェックを

生命保険の解約は「書類を送ったら完了」ではなく、保険会社が処理を終えて初めて正式に解約となります。引き落としが継続している場合は、まず解約成立の有無とその日付を確認し、必要に応じて再提出や返金の問い合わせを行いましょう。

少し手間はかかりますが、後悔しないためにも細やかな確認が大切です。

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