古い通帳の正しい処分方法と注意点|個人情報を守るためにやるべきこと

家計、貯金

通帳がオンライン化されつつある今、古くなった通帳の処分方法に悩む人が増えています。不要になったとはいえ、記載されている情報には個人情報が満載。適切に処理しないと悪用されるリスクがあります。この記事では、安全かつ確実に古い通帳を処分する方法について詳しく解説します。

古い通帳を捨てるべき理由

使い終わった通帳には、名前・住所・口座番号・入出金履歴などの個人情報が記載されています。万が一、ゴミとして出して第三者に拾われた場合、詐欺などに悪用される可能性も否定できません。

また、古い通帳をそのまま保管しておくと、万が一の相続や税務調査のときに混乱を招くこともあります。

通帳を処分するベストな方法

  • ① シュレッダーで裁断
    もっとも安全な方法は、個人用シュレッダーで細かく裁断することです。ページごとにカットし、文字が判読できないようにします。
  • ② ハサミで細かくカット
    シュレッダーがない場合は、ハサミを使って文字が読めないほどに切断しましょう。名前や口座番号の部分は特に入念に処理します。
  • ③ 金融機関に返却
    通帳を発行した銀行・信用金庫などでは、店舗での回収・破棄を行っていることもあります。心配な方は、直接窓口に持参して依頼すると安心です。

捨ててはいけない通帳とは?

すべての通帳が捨ててよいわけではありません。以下のような通帳は保管をおすすめします。

  • 10年以内の取引がある通帳
  • 相続・贈与・確定申告などの証明に使う可能性がある通帳
  • ローンや保険の引き落とし口座に使っていた通帳

特に、税務署や裁判所の調査に備えて、5〜10年分は保管しておくと安心です。

実際の処分例:どうやって処分したか

ある読者の体験談では、15年以上前の通帳を10冊以上処分することに。彼女はページごとに手で裂いてから、インクがにじむほど水に浸し、その後ゴミとして廃棄しました。

別の方は、個人情報保護の観点から銀行に持ち込んで処理を依頼し、「目の前でシュレッダーにかけてくれて安心だった」と話しています。

まとめ

古い通帳は単なる紙ではなく、個人情報のかたまりです。不要になった場合も、安全な方法で確実に処分することが求められます。迷ったときは、通帳を発行した金融機関に相談するのが確実です。

安心・安全に暮らすためにも、通帳の扱いには十分注意しましょう。

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