PASMOを通勤や日常の交通手段として使う人は多く、最近では出退勤管理に連携させる企業も増えています。そんな中で「PASMOを2枚持って用途を分けたい」というニーズも高まっています。この記事では、PASMOの2枚持ちの可否や注意点、実際の活用方法についてわかりやすく解説します。
PASMOは2枚持ちできる？
結論から言えば、PASMOは2枚以上所持可能です。記名式・無記名式ともに複数持てますが、モバイルPASMOとの併用や、記名式同士での同一名義登録などには制限がある場合があるため注意が必要です。
例えば、1枚目を記名PASMOとして定期券・通勤管理用に、2枚目を無記名または別名義で新規に発行すれば、目的に応じて使い分けが可能です。
定期券用と出退勤管理用に分けるメリット
1枚のPASMOに定期券と出退勤打刻を兼ねると、プライベートでの移動もすべて会社に記録されてしまうことがあります。これを避けるために、会社支給や業務連携されているPASMOは「勤務記録専用」として運用し、別に日常利用用を持つ人が増えています。
また、将来的にモバイルPASMOや他交通系IC（Suica等）との組み合わせも検討することで、利便性とプライバシーの両立が可能になります。
2枚目のPASMOはどこでどうやって発行できる？
2枚目を取得する方法は非常に簡単です。以下の場所で即日入手が可能です。
- 駅の券売機（無記名PASMO）
- 窓口（記名PASMOや定期券付きPASMO）
- 定期券発売所（通勤・通学用途に対応）
記名PASMOを作成する場合は、本人確認書類が必要になることがあります。用途によって選びましょう。
モバイルPASMOとの併用は？
スマートフォンユーザーであれば、モバイルPASMOと物理PASMOを併用する選択肢もあります。ただし、モバイルPASMOも1端末につき1枚のみ登録が可能であるため、2枚同時使用はできません。片方を通勤・片方を私用など、状況によって使い分けを検討してください。
特にAndroidユーザーであればGoogleウォレット内でPASMOとSuicaを切り替えて使えるため、2枚持ちの代替手段にもなります。
実際の利用上の注意点
2枚のPASMOを同時にタッチするとエラーになるため、改札での使い分けには十分注意が必要です。スマホケースに両方入れていると読み取りできないこともあるため、「使用中のカードだけを取り出す」などの工夫をしましょう。
また、PASMO定期券の払い戻しや移行手続きがある場合は、旧カードを無効化する処理が必要になることがありますので、駅窓口で相談するのが安心です。
まとめ：PASMO2枚持ちは便利だが正しく使おう
PASMOは2枚以上所持可能であり、出退勤管理用と定期券・交通利用用を分けて使うことは実務上もプライバシー上も理にかなっています。ただし、重複利用時の注意やICカードの干渉リスク、名義の一致など、いくつかのルールもあります。
目的に応じて正しく使い分けることで、PASMOをより便利に安全に活用することができます。迷ったときは駅窓口で相談してみましょう。
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