マイナンバーカードが健康保険証として一本化される流れが進んでいます。現状の紙の保険証はどう扱われ、届かない場合は本当に廃止されたのか?そして到着が遅れているのはなぜか──気になる疑問を整理しながら解説します。
マイナ保険証への切り替えとは?
2024年12月2日から、紙の健康保険証の新規発行や再発行は停止され、マイナンバーカードに健康保険証利用登録(マイナ保険証)をして利用する仕組みに正式移行します :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
ただし、すでにある紙の保険証は有効期限まで使える経過措置があり、多くは2025年7月~12月ごろまで使用可能です :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
給付型奨学金とは関係ない到着遅れ
質問者さんが扶養に入った際に新しい保険証が届かない件ですが、紙の保険証廃止とは別の話です。有効期限の更新や加入手続きのタイミングによっては、資格確認書という代替証通知が届くケースがあります。
資格確認書とは、マイナ保険証未登録者やカードが使えない場合に発行されるカードサイズの書面で、医療機関で保険利用が可能です :contentReference[oaicite:2]{index=2}。
2週間経っても届かないのは普通?
加入手続き後2週間で届かないのは珍しいことではありません。役所の手続きや発送タイミングによるズレが起こることはよくあります。
万が一、不安であれば加入先の健康保険組合や国民健康保険課に早めに問い合わせて、進捗や発送状況を確認することをおすすめします。
届かないor届いた証明書、どちらでもOK?
・紙の保険証:有効期限内ならそのまま使える。
・マイナ保険証:カードで受付登録済みなら医療機関でそのまま使える。
・資格確認書:カード登録なしでも提示すればOK。
この3つのどれかがあれば受診に支障はありません。
今後どう対応すればいい?
- マイナンバーカードをまだ持っていない人は発行を検討
- カードを持っていてもマイナ保険証登録が未登録なら早めに登録
- 資格確認書が届いたら大切に保管
- 書類が届かないときは市区町村の窓口へ
まとめ
・紙の保険証は2024年12月2日以降に新しいものは発行されず、有効期限まで使える。
・カード登録していなければ「資格確認書」が代替で使える。
・到着が2週間でも遅れることはあり、心配なときは加入窓口に問い合わせを。
・不安を減らすには、マイナンバーカードと保険証登録がポイント。
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