スマートフォンだけで手軽に口座開設ができると話題のみんなの銀行。しかし、年齢制限や本人確認の厳格化などの理由で、子どもが直接口座を持つことは難しいのが現実です。この記事では、未成年、特に12歳の子どもがみんなの銀行のサービスを利用したい場合にどうすればよいのか、親の名義での利用は可能なのか、郵送物の有無まで詳しく解説します。
みんなの銀行の口座開設条件とは?
みんなの銀行では、口座開設時に以下の条件が設けられています。
- 日本国内在住であること
- 本人名義のスマートフォンを所有していること
- 15歳以上(中学生を除く)であること
このため、12歳の子どもは年齢制限のため直接口座を作ることができません。
親名義での口座開設と子どもの利用は可能?
親が自分の名義で口座を開設し、子どもがその口座を利用すること自体は技術的には可能ですが、みんなの銀行の利用規約では、第三者の利用は禁止されています。親子であっても、本人以外の使用は違反と見なされる可能性があります。
例えば、親の口座に子どもがスマートフォンでログインし、送金や振込を行うことは「不正利用」と判断されるリスクがあります。
郵送物は届くの?親にバレる心配は?
みんなの銀行は完全オンラインバンクであり、キャッシュカードや通帳などの郵送物は一切ありません。口座開設後の連絡や取引履歴はすべてアプリ上で管理されます。
そのため、物理的な郵送物によって家族に知られることは基本的にありません。ただし、親のスマートフォンで口座を開設する場合、通知やアプリ内メッセージに注意が必要です。
未成年のための代替手段とは?
12歳の子どもが銀行口座を持ちたい場合は、みんなの銀行ではなく、ゆうちょ銀行やメガバンク(三菱UFJ銀行、みずほ銀行など)など、親権者の同意と同行で開設できる未成年向けの口座を利用するのがおすすめです。
例えば、ゆうちょ銀行では、0歳からでも口座が作成でき、親が管理しつつ将来の貯蓄やおこづかい管理にも活用できます。
子どもに銀行口座を持たせるときの注意点
銀行口座はお金の管理を学ぶ良い機会ですが、親の監督が必要不可欠です。暗証番号の管理、残高確認、ATMの使い方など、トラブルを防ぐためのルール作りが求められます。
また、オンラインバンキングの場合は、セキュリティ対策としてアプリロックや通知設定をしっかり行いましょう。
まとめ:みんなの銀行は15歳以上から。子どもには他の選択肢を
みんなの銀行は便利なサービスですが、12歳では口座開設ができず、親名義での使用も原則禁止です。子どもにお金の管理を教えたい場合は、未成年向けに開設可能な銀行を利用し、親が適切にサポートする形が現実的で安全です。
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