自営業をされている方にとって、日々の経費管理は重要です。確定申告で経費を計上するためには、支払い履歴やレシートが必要です。しかし、PayPayの買い物履歴をダウンロードできなくなり、過去の支払い内容を把握できないと困ってしまいますね。本記事では、PayPayでの購入履歴をどのように確認できるか、経費計上に役立てる方法について解説します。
1. PayPayアプリで購入履歴を確認する方法
PayPayアプリから購入履歴を確認することが可能です。アプリの「履歴」タブにアクセスすると、過去の取引履歴が一覧で表示されます。この履歴には支払い日、店舗名、金額が記載されていますが、商品内容までは表示されません。
支払い内容が分からない場合には、店舗の領収書と併せて記録しておくのが理想的です。今後のためにも、紙のレシートを保存するか、写真を撮ってデジタル化しておくことをおすすめします。
2. PayPay履歴をPDFやスクリーンショットで保存する方法
iPhoneをお使いの方は、スクリーンショットで履歴を画像として保存する方法があります。重要な取引がある場合には、定期的にスクリーンショットを保存しておくことで証拠を残せます。また、毎月の取引履歴をこまめにPDFとして出力することで、確認をしやすくなります。
スクリーンショットの方法は、iPhoneの「サイドボタン」と「音量を上げるボタン」を同時に押すだけです。PDF化したい場合には、スクリーンショットをiPhoneのファイルアプリなどにまとめて保存し、管理すると便利です。
3. PayPayから直接確認できる詳細情報とその限界
残念ながら、PayPayの履歴では「支払った店舗」や「金額」しか確認できず、購入した具体的な商品内容は表示されません。そのため、税務署に提出する場合には十分な情報にはなり得ない可能性があります。経費計上の際に支払い内容の証明が必要な場合は、店舗の領収書やレシートが必要です。
将来的に確定申告に必要な情報を漏れなく記録するために、店舗ごとのレシートを撮影しておく、または別のアプリで支出管理を行うと良いでしょう。
4. その他のアプリを活用して経費管理を効率化
PayPayの支出記録だけでは不十分な場合、経費管理用のアプリを併用するのも一つの方法です。例えば、マネーフォワードやfreeeといった会計ソフトは、手動入力やレシート撮影により経費記録を詳細に管理できます。これにより、確定申告時に必要な資料が整いやすくなります。
また、会計ソフトはPayPayと連携できる場合もあり、自動で取引情報を取り込めるため、経費の管理が簡単になります。
まとめ
PayPayの履歴だけでは、確定申告に十分な証拠を提供するには限界があることが分かります。経費として申告するためには、店舗のレシートや領収書を保存しておくことが大切です。もし詳細な支出管理が必要な場合には、会計ソフトを活用することも検討してみてください。こうした対策を講じることで、確定申告の準備がスムーズになり、経費管理も効率的に行えるようになるでしょう。
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