コンビニATMを展開するネット銀行として知られる「セブン銀行」と「ローソン銀行」は、手軽に利用できる便利さから注目されています。どちらで口座開設すべきか悩んでいる方のために、手数料やサービスの違い、利便性などを比較しながら解説します。
ATMの設置台数と利便性
セブン銀行は全国のセブン‐イレブンや駅、商業施設などに約26,000台のATMを設置しており、圧倒的なネットワークを誇ります。
ローソン銀行も全国のローソン店舗を中心にATMを展開していますが、設置台数は約13,000台とセブン銀行の半数程度です。そのため、特に地方では利便性に差が出ることもあります。
手数料の違い
セブン銀行では、ATM利用手数料が時間帯によって異なることがありますが、提携銀行口座を使えば無料回数が付与される場合もあります。
ローソン銀行も基本的には提携金融機関や時間帯によって手数料が発生しますが、特定のキャッシュレスサービスとの連携が強く、スマホATMなどの利用で手数料を抑えることも可能です。
スマホアプリ・機能性の違い
セブン銀行アプリは24時間365日利用可能なスマホATM機能や、海外送金機能、口座の明細確認などが可能です。直感的に使いやすいUIも好評です。
一方でローソン銀行アプリは、ローソンポイントとの連携が強く、アプリ内でPontaポイントの確認やキャンペーン参加が可能という特徴があります。
セキュリティや信頼性
セブン銀行は2001年設立の実績があり、JNB(ジャパンネット銀行)と並ぶ先駆的な存在です。セキュリティ対策にも力を入れており、取引時の通知機能なども万全です。
ローソン銀行は2018年設立と新しい銀行ですが、大手コンビニチェーンのバックボーンを活かし、金融庁の許認可のもと運営されているため、安心して利用できます。
こんな人にはセブン銀行がおすすめ
- ATMの設置台数を重視する人
- 送金・振込機能を日常的に使いたい人
- 海外送金など多機能を求める人
こんな人にはローソン銀行がおすすめ
- ローソンを頻繁に利用する人
- Pontaポイントを活用したい人
- スマホATMを使いたいライトユーザー
まとめ:目的に応じた銀行選びを
セブン銀行はATMの数や多機能性で優れ、日常的に銀行サービスを使いたい人に向いています。一方でローソン銀行は新しいサービスやキャンペーン、ポイント連携に魅力があり、より気軽に使いたい人におすすめです。
どちらもネット完結で口座開設可能なので、自分の利用シーンに応じて選ぶのがベストです。
コメント