スマホ決済が普及するなかで、VポイントとANAマイルの両方を活用できるルートとして、VネオバンクとANA Payの組み合わせが注目されています。しかし、チャージ後にVポイントが付与されない、またはANAマイルの還元時期が分からないという声も少なくありません。この記事では、VネオバンクからANA Payへのチャージやその後の支払いで得られるポイント・マイルの仕組みを詳しく解説します。
VネオバンクからのチャージはVポイント付与対象か?
Vネオバンクのクレジットチャージは、すべてがVポイント付与の対象ではないことに注意が必要です。公式には、「通常のショッピング」とみなされる支払いがポイント付与対象ですが、ANA PayやPayPayなどのチャージは除外される場合があります。
特にVポイント1.5%還元を狙ってANA Payへチャージした場合でも、チャージ先がポイント付与対象外として指定されていると、実際にはポイントがつかない可能性があります。これはVポイント公式や三井住友カードの規約にも明記されています。
チャージ履歴とポイント反映の確認方法
チャージ後すぐにVポイントが反映されるわけではありません。通常は2〜3営業日後に反映されますが、月末や週末を挟むと数日遅れることもあります。
それでもVポイント履歴に反映がない場合は、Vpassアプリまたは三井住友カードのサポート窓口に問い合わせるのがベストです。取引明細をもとに調査が可能です。
ANA Payでの支払いによるマイル還元の仕組み
ANA Payで支払いを行うと、通常0.5%のANAマイルが付与されます。この還元は、支払日の翌月中旬〜下旬にかけて反映されることが多く、すぐにマイル履歴に表示されない場合もあります。
たとえば6月8日にANA Payで決済した場合、その還元マイルは7月15日〜25日頃に反映される可能性が高いです。
よくある誤解と注意点
- クレジットカードによるチャージ=すべてポイント対象ではない
- チャージ先が金融商品・電子マネーの場合は除外対象が多い
- ANAマイル還元は即時反映ではなく、翌月中旬以降
- チャージした金額を即座に払い戻すなどの行為は規約違反になる可能性も
一見お得に見えるルートでも、規約や還元対象の細かなルールを確認することがとても大切です。
より確実にポイント・マイルを貯めるために
Vポイントを確実に貯めたい場合は、VISAタッチ決済や対象店舗でのカード利用など、明確にポイント対象とされている方法を優先しましょう。
また、ANAマイルを重視するなら、ANAカード(例:ANA VISA ワイドゴールド)との併用も検討価値があります。
まとめ:VネオバンクとANA Payの併用には慎重な設計が必要
VネオバンクからANA PayへのチャージでVポイントが付かない理由は、チャージ先の種類やカード会社の規約にあります。また、ANAマイルの還元も即時ではないため、タイミングに注意しましょう。最大限の還元を受けたい場合は、公式ガイドラインやサポートを活用して、確実なルートを選ぶことが重要です。
コメント