モバイルPASMOが復元できないときの対処法|iPhone交換後の再発行トラブルを解決する手順

決済、ポイントサービス

iPhoneのエクスプレス交換や端末故障などのタイミングで、モバイルPASMOのバックアップを取らずに機種変更してしまうケースは意外と多く見られます。PASMOの再発行登録ができないという表示に戸惑ってしまう方もいるでしょう。本記事では、モバイルPASMOが復元できない場合の原因と具体的な解決策について、わかりやすく解説します。

モバイルPASMOはiCloudバックアップの対象外

iPhoneのモバイルPASMOは、Apple Walletに連携して管理されていますが、iCloudバックアップには含まれません。そのため、端末交換時に手動でPASMOを削除・退避しておく必要があります。

通常は旧端末で削除操作を行い、サーバー側にデータを退避させる「サーバー退避処理」が必要です。しかし、端末が故障・紛失・交換された場合、サーバー退避されていない状態となり、WalletにもPASMOが表示されず、復元できない状況に陥ります。

「前回処理が完了していません」と表示される理由

モバイルPASMOの再発行を会員メニューから行おうとすると、「前回処理が完了していないため再発行できません」と表示されることがあります。

これは、旧端末側での退避操作が未完了のため、PASMOが「未処理状態」としてサーバー上に留まっていることが原因です。この状態では、アプリやパソコンからの再発行はできず、運営会社側での手動対応が必要となります。

手動復元のための連絡先と手順

このような場合は、モバイルPASMOサポートセンターへ直接連絡する必要があります。以下の情報を準備しておくと、手続きがスムーズです。

  • PASMO ID番号(わからなければ氏名や登録情報)
  • 旧端末で使っていたApple IDの情報
  • 機種変更日・トラブルが起きた日

モバイルPASMOサポートセンターの公式窓口はこちらから確認できます。

実際の復元対応の流れと所要日数

運営側が本人確認・利用履歴の照合を行った上で、PASMOの強制サーバー退避処理をしてくれます。処理完了後、Walletから再追加が可能になります。

この対応にはおおむね1〜3営業日程度かかることが多いですが、混雑状況によっては数日かかる場合もあるため、早めの連絡が肝心です。

モバイルPASMOの再発行登録の注意点

強制退避後、PASMOを再発行登録する際は、Walletではなく必ずモバイルPASMOアプリを経由して行うことが推奨されます。

また、PASMO定期券やオートチャージ機能が付帯している場合は、再設定やクレジットカード登録も必要になる場合があるため、詳細はサポートセンターに確認しましょう。

まとめ:復元できなくても焦らず公式対応を

モバイルPASMOが「復元できない」「再発行ができない」状態になっても、運営元に連絡すれば復旧できる可能性が高いです。自力で解決しようとして何度も操作するよりも、早い段階で公式サポートに連絡するのがベストです。

今後のトラブルを避けるためにも、機種変更前にはモバイルPASMOの退避を忘れず行い、ID情報のスクリーンショットなども保存しておくと安心です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました