一人暮らしでも水道料金が高い？使用量が少ないのに請求が高額な理由と対処法

一人暮らしで水道をあまり使っていないのに、請求額が高く感じたことはありませんか？今回は、水道使用量が少ないにもかかわらず高額な請求が届くケースについて、原因や確認ポイント、具体的な対処法をわかりやすく解説します。

水道料金の仕組みと基本構成

水道料金は通常、基本料金＋従量料金で構成されており、さらに下水道使用料が加わる自治体も多くあります。

たとえば東京都の例では、基本料金（メーターサイズによる）＋使用水量に応じた従量料金がかかり、加えて下水道料金が別建てで発生します。これらは2ヶ月ごとに請求されるのが一般的です。

次のような理由により、水道使用量が少なくても請求額が高額になるケースがあります。

たとえば、ある自治体では「上下水あわせて9㎥使用＝約5000円」という料金体系も存在します。

請求書に明細が記載されていない場合、水道局に連絡して内訳を請求することが可能です。過去の使用量・請求履歴・各料金の単価を開示してもらえるので、不明点があれば遠慮なく問い合わせましょう。

また、自治体や水道事業者の公式サイトで水道料金表を公開している場合もあるので、そこで自分の使用量と照らし合わせて計算するのもおすすめです。

使用していないのに高額請求が来る場合、どこかで水漏れが起きている可能性も考えられます。たとえば、トイレのタンクからの微量な漏れでも、2ヶ月で数千円の差になることがあります。

メーターボックスの中を確認し、使用していない状態でメーターが回っていないかチェックしてみましょう。異常があれば水道局に点検を依頼してください。

賃貸物件では、実際の使用量に関係なく定額請求されているケースもあります。家賃に水道代が含まれていないか、また建物単位での一括契約となっていないかなども、不動産管理会社に確認すると良いでしょう。

このように、特に少ない使用量では基本料金の占める割合が大きくなります。

水道料金が高く感じるときは、「まずは内訳を確認」することが重要です。明細がなければ水道局に連絡し、基本料金・従量料金・下水道の有無などを明確にしてから、原因を特定していきましょう。

無駄な請求や漏水トラブルを防ぐためにも、定期的な確認と管理が安心につながります。