最近よく目にするようになった「Olive(オリーブ)」というサービス名。実はこれ、三井住友銀行が提供する新たな金融サービスブランドです。では、具体的にOliveとは何なのか?どのように三井住友銀行と関係しているのかを詳しく見ていきましょう。
Oliveとは?
Olive(オリーブ)は、三井住友フィナンシャルグループが2023年にスタートした、銀行口座・クレジットカード・デビット・証券口座などの複数の金融機能を1つのアプリ・1枚のカードに集約した新しい金融サービスです。
最大の特徴は、「オールインワン金融サービス」を目指しており、SMBCグループの複数機能をワンストップで管理できる利便性にあります。
Oliveと三井住友銀行の関係
Oliveは三井住友銀行が中心となって提供しているサービスであり、三井住友銀行の口座を基盤とした新しいサービス設計がされています。
具体的には、Oliveアカウントの中に「バーチャル支店(支店名:Olive支店)」が用意され、口座を開設すると自動的にOlive支店となります。つまり、Oliveは三井住友銀行の口座の一形態と見ることができます。
Oliveでできること一覧
- 口座残高や取引履歴の確認(SMBCダイレクトと連動)
- クレジット/デビット/プリペイドの3モード切替式のキャッシュカード
- Vポイントの管理と利用
- SBI証券との連携による投資機能
- Vpassやアプリを通じた支出管理
すべてが一つのアプリ内で完結するため、従来のような「バラバラの金融管理」から解放されます。
Oliveアカウントのメリット
Oliveアカウントを利用することで、以下のようなメリットがあります。
- 年会費無料で高還元のクレジット機能を利用できる
- 生活口座としての三井住友銀行口座と連携がスムーズ
- 「Oliveフレキシブルペイ」により、場面に応じて決済方法のモード切り替えが可能
- Vポイントアッププログラムなどの優遇が受けられる
特に、コンビニ・マクドナルド・セブンイレブンなどで最大7%還元となるキャンペーンは注目を集めています。
注意点:従来の支店口座との違い
Olive支店は「インターネット専用支店」のような位置づけであり、通帳は発行されません。また、既存の三井住友銀行口座とは完全には統合されず、別口座として管理されます。
そのため、既に支店口座を持っている人は、別途Olive支店口座を開設する必要があります。ただし、アプリで一元的に管理可能です。
まとめ:Oliveは三井住友銀行の次世代型金融ブランド
・Oliveは三井住友銀行が提供する新しい金融サービス
・三井住友銀行の「Olive支店」としての口座をベースに、複数機能を集約
・スマホ1つで口座管理、支払い、投資、ポイントまで完結
・ポイント還元や手数料優遇などの特典も豊富
これから銀行を選ぶ・使い分けたい方にとって、Oliveは非常に有力な選択肢となるでしょう。
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