SHEIN×PayPay支払いで発生する金額差異の理由と対応策を徹底解説

電子マネー、電子決済

海外通販サイトSHEIN(シーイン)でPayPayを使って支払った際、「支払い金額が注文金額より多かった」といった声が一部ユーザーから寄せられています。この記事では、なぜこのような金額差が生じるのか、そしてその対処法までをわかりやすく解説します。

なぜSHEINの合計金額とPayPayの引き落とし額が違うのか

主な原因は「為替レートの差異」です。SHEINは海外サイトであり、決済時には日本円ではなく「米ドル」で処理されることがあります。このとき、PayPayが適用する為替レートと、SHEINの表示レートに差があるため、支払い金額にズレが生じるのです。

たとえば、SHEINで5,000円相当の商品を購入した場合、為替レートによってはPayPayでは5,200円以上引き落とされることがあります。レートはリアルタイムで変動するため、タイミングによって差額が数百円〜1,000円以上になるケースも。

SHEINウォレットへの返金に含まれない理由

SHEINで注文をキャンセルし「SHEINウォレット」に返金された場合、実際に支払った円ベースの金額ではなく、SHEINでの決済金額(ドル建て)ベースで処理されます。そのため、為替レートの差による「超過分」は返金対象にならない場合があります。

また、PayPay側での返金ではなく「SHEIN内での返金処理」であるため、差額が戻ってこない点にも注意が必要です。

PayPayの仕組みと注意点

PayPayは、VisaまたはJCBなどの「PayPayカード」または「PayPay残高」による決済時に、カード会社の為替レート+手数料が自動的に適用されます。これがSHEINで表示された価格より高くなる原因です。

また、リアルタイムに為替が反映される仕組みのため、SHEINでの購入直後にキャンセルしても、為替差益・差損が発生する可能性があります。

実際に起こった事例とユーザーの声

あるユーザーはSHEINで7,800円の支払いをしたつもりが、PayPayからは8,850円が引き落とされたと報告しています。後日、SHEINウォレットに返金されたのは7,800円相当で、差額の1,050円は戻らなかったとのこと。

このような体験から、多くのユーザーが「次回からは日本のサイトで購入する」「為替手数料が発生しない決済方法を使う」などの対応を検討しています。

トラブルを避けるための対策

  • 可能な限りクレジットカード(為替レートが明示されている)での決済を選ぶ
  • SHEINウォレットではなく、直接元の決済手段への返金を選択する
  • 円建て決済をサポートしている決済方法(例:PayPal)を使う
  • 注文直後に為替レートをスクリーンショットで記録する

こうした工夫で、為替差額による損失や不透明な処理を最小限に抑えることができます。

まとめ:SHEINとPayPayの併用は便利だが為替リスクに注意

SHEINとPayPayの組み合わせは手軽で便利ですが、「為替レートによる金額差」が発生する可能性があります。特に返金処理をSHEINウォレットで行うと、超過支払い分は戻ってこないケースがあるため、注意が必要です。

為替差損を回避したい場合は、クレジットカードやPayPalなど為替条件が明確な支払い方法の検討をおすすめします。

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