楽天カードでは、新規入会時に大量のポイント(例:最大10,000ポイント)がプレゼントされるキャンペーンが人気ですが、申し込み時の条件によっては「新規」と見なされないケースもあります。特に、家族内で電話番号や情報を共有している場合には注意が必要です。本記事では、楽天カードの新規特典が適用される仕組みと、家族での申し込みに関する注意点について詳しく解説します。
楽天カードの新規入会ポイントとは?
楽天カードでは、初めて楽天カードを作成する方を対象に、入会と利用で合計5,000~10,000ポイントを進呈するキャンペーンを常時実施しています。この特典を受けるには、申込者が楽天カードの発行履歴がないことが前提条件です。
つまり、楽天グループの会員であっても、楽天カードを「初めて発行」する人であれば対象となります。ただし、複数名義での申し込みや重複申請には一定のチェックが入ります。
電話番号の使い回しはどう影響する?
家族間であっても、同一の電話番号を複数名義で使って楽天カードを申し込むと、システム上で関連性が検出され、場合によっては「重複申込」とみなされる可能性があります。
たとえば、妻のカード申込時に夫の電話番号を使用していた場合、夫自身がその電話番号でカードを申し込むと、新規とは判断されず、キャンペーン対象外になるリスクがあります。
楽天カードが「新規」と認定する基準
楽天カードが新規とみなす主な基準は以下の通りです。
- 本人の名義で楽天カードを一度も発行したことがない
- 過去に楽天カードを解約してから一定期間(6ヶ月以上)経過している
- 申し込み情報(氏名・住所・電話番号・メールアドレスなど)が過去の登録と一致していない
つまり、名義が異なっていても電話番号やメールアドレスが重複していれば、AIや審査システムが関連を検出し、新規扱いされない可能性があります。
家族間で楽天カードを複数枚申し込む際の注意点
家族でそれぞれ楽天カードを申し込みたい場合は、下記のような対策を取ると良いでしょう。
- それぞれの本人名義の電話番号を使用する
- メールアドレスも個別のものを使用する
- できればログイン用の楽天会員IDも個別にする
このように情報を分離することで、「本人の初回申込」として認識されやすくなり、新規特典の付与対象になる可能性が高まります。
実際に起こり得るケースとトラブル事例
ケース例:妻が夫の電話番号で楽天カードを発行 → 後日、夫が自身の名義で同じ電話番号を使って申し込む → 新規キャンペーンが付与されなかった。
このようなケースでは、「過去に同一の電話番号で楽天カードが作られた」と判断され、夫の申し込みが新規と見なされなかった可能性があります。問い合わせをしても、個別事情の詳細は開示されず「規約に基づき判断した」とされる場合が多いです。
まとめ:家族内での楽天カード申し込みは情報の使い分けを意識しよう
楽天カードの新規キャンペーンは非常に魅力的ですが、電話番号やメールアドレスの重複によって「新規扱いされない」可能性があります。家族内で複数名が申し込む場合は、必ずそれぞれの個人情報を使い分けて申し込むことが重要です。
もしすでに申し込み済みでポイントが付かない場合でも、楽天カードそのものの機能や楽天ポイント還元は引き続き活用可能です。今後の申し込み時には、事前に登録情報を整理しておきましょう。
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