転職や再就職の際に「研修期間中の給与や保険の扱い」がどうなるのか不安に思う方は多いです。特に傷病手当を受給中から新しい勤務先で研修が始まる場合、社会保険や国保、傷病手当の扱いが複雑に見えることがあります。この記事では、ニッセイなどの研修制度を例に、研修中の給与や保険の取り扱い、傷病手当との関係について解説します。
研修中の給与と社会保険の加入有無
ニッセイのような金融機関では、研修中に「雇用保険や社会保険に加入しない形」で、時給制で給与が支払われるケースがあります。この場合、給与から健康保険料や厚生年金保険料は控除されず、手取りがそのまま振り込まれることになります。
正式に雇用契約が開始されるのは「研修後の本採用(有期雇用を含む)」からとなり、その時点で健康保険・厚生年金・雇用保険に加入するのが一般的です。
傷病手当金と研修中の給与の関係
傷病手当金は、勤務先の健康保険から支給される「働けない期間の所得補償」です。給与が支給される場合、金額によっては傷病手当金が調整される、もしくは受給資格を失うことがあります。
そのため、研修中に給与が支給される場合、通常はその時点で傷病手当金の受給は終了すると考えられます。健康保険組合に確認することで、どの時点で支給が打ち切られるかをはっきりさせることが可能です。
健康保険の切り替えタイミング
研修中は国民健康保険に加入し、本採用で会社の社会保険に切り替える流れが一般的です。具体的には、次のようなスケジュールとなります。
- 研修開始前まで:前職の健康保険または国民健康保険
- 研修期間中:国民健康保険に加入(任意継続を選ぶ場合もあり)
- 本採用後:会社の健康保険に加入
この切り替えの空白期間を作らないために、研修開始前に国保の加入手続きを済ませておくことが推奨されます。
具体例で整理
例えば、9月から研修が始まり10月から本採用となる場合。
・9月:国民健康保険に加入(傷病手当は9月から受給不可の可能性が高い)
・10月:会社の健康保険に加入(給与から社会保険料が控除開始)
このように、国保を一時的に挟む形になります。
注意すべきポイント
・傷病手当の終了時期は必ず健康保険組合に確認する。
・研修中の給与が出る場合は、国保への加入が必要になる。
・社会保険の加入日は採用契約開始日なので、研修だけでは対象外の可能性が高い。
まとめ
ニッセイの研修中は「社会保険に未加入・給与のみ支給」というケースが多く、この期間は国民健康保険に加入する必要があります。また、給与が発生する時点で傷病手当金は原則打ち切りとなります。本採用後に正式に社会保険へ切り替わりますので、事前に国保への手続きを済ませ、健康保険組合に詳細を確認しておくことが大切です。
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