お釣りや贈り物などで手元に来ることのある旧紙幣、特に聖徳太子が描かれたC号券の1万円札。現在も法定通貨として使用可能ですが、あまり目立たずに使いたい、あるいはキャッシュレスに移行したいと考える方も多いでしょう。本記事では、旧札からPayPayへチャージする方法と、最も簡単で安全な両替手段について解説します。
旧札(聖徳太子の1万円札)はまだ使えるの?
まず前提として、聖徳太子の1万円札(C号券)は今でも法定通貨として有効です。つまり、コンビニやスーパーなどでも使えることに間違いありません。ただし、あまり見かけないために、店員が戸惑ったり、受け取りを断られるケースがまれにあります。
そのため、旧札をできるだけ目立たずに処理したいと考える人も少なくありません。
PayPayに旧札から直接チャージはできる?
結論として、旧札から直接PayPayにチャージすることはできません。PayPayは電子マネーであり、チャージ方法は次のような手段に限られます。
- PayPay銀行口座からのチャージ
- セブン銀行ATMを使った現金チャージ
- ソフトバンク/ワイモバイルまとめて支払い
どれも現金としては「使える紙幣での入金」を前提とするため、ATMなどでは旧札は拒否される可能性が高いです。
旧札をPayPayに間接的にチャージする方法
では、どうすれば旧札をPayPayにチャージできるのか?一番現実的なのは、旧札を新札に両替し、それをチャージするというステップです。具体的な手順は次の通りです。
- ゆうちょ銀行または都市銀行の窓口で旧札を新札に両替する(本人確認書類があるとスムーズ)
- 新札を使って、セブン銀行ATMでPayPayに現金チャージ
なお、両替は基本的に無料ですが、枚数が多い場合など条件によっては手数料がかかることもあるので、事前に銀行の公式サイトで確認しましょう。
PayPay銀行がある場合のおすすめ方法
質問者のようにPayPay銀行の口座を持っている場合、選択肢はさらに簡単になります。旧札を一度紙幣として入金すれば、それをそのままチャージ元として利用可能です。
おすすめは以下の流れです。
- ゆうちょ銀行や郵便局の窓口で旧札を新札に交換
- 新札をコンビニのATMでPayPay銀行に入金
- PayPayアプリから口座連携し、即時チャージ
この手順なら、PayPay残高として素早く活用できます。
旧札を大切に残したい場合は?
なお、旧札を記念として残したい方は、使わずに保管しておくのも選択肢です。保存状態が良ければ、将来的にプレミア価格がつく可能性もあります。
特に連番や未使用の紙幣などは、古銭商やネットオークションで額面以上の価値が付くことも。興味がある方は、鑑定を依頼してみてもよいでしょう。
まとめ:旧札の扱いは「銀行で新札にしてから」が安心
聖徳太子の1万円札は今も有効ですが、使いづらさやチャージ方法の制限があります。PayPayに活用したい場合は、まず銀行窓口で新札に交換し、それをATMやPayPay銀行経由でチャージするのが現実的な方法です。
旧札に価値を見出すか、使いやすさを優先するかはあなた次第。適切な方法で上手に活用しましょう。
コメント