大学2年生で今年の年収が200万円超えを目指す場合、来年の税金がどれくらいになるか気になりますよね。国民健康保険や年金がどうなるのか、所得税・住民税の負担額はいくらなのか、本記事では具体的なシミュレーションを通じて分かりやすく整理します。
① 所得税の計算方法と目安
給与所得控除(65万円)と基礎控除(95万円)を差し引くと、課税所得は約40万円となります。
所得税率は課税所得195万円以下が5%、復興特別税2.1%上乗せで約5.105%。よって所得税は約2万4000円ほどです :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
② 住民税(県民税+市民税)の負担
住民税は前年課税所得の10%(県民税4%+市民税6%)。課税所得40万円に対し住民税は4万円程度となります :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
③ 国民健康保険料の試算
現在負担しているのが月7000円程度とのことなので、年額は約8万4000円です。これは前年所得200万円として実際の自治体負担額に近しい水準です。
自治体によっては所得割・均等割など算出法が異なるため、具体額は役場の試算をご確認ください。
④ 国民年金の支払い義務について
19歳で学生とのことですが、20歳になると国民年金の納付義務が発生します。ただし免除制度もあるため、収入状況に応じて申請が可能です。
免除申請をしておけば、「未納」ではなく「免除扱い」になるため将来年金に影響が出にくくなります。
⑤ 総まとめ:来年の税負担シミュレーション
種目 | 概算金額 |
---|---|
所得税 | 約24,000円 |
住民税 | 約40,000円 |
国保料 | 約84,000円(月7,000円×12) |
国民年金 | 免除申請で0円〜約20,000円 |
合計すると、約15万円前後の税・保険料負担が見込まれます。
⑥ 節税ポイントと注意点
- 扶養控除や医療費控除:家族の扶養に入れるかや医療費が多い年は申告すれば節税効果あり。
- 国保の軽減制度:学生特例や低所得者支援の制度が自治体により用意されていることがあります。
- 年金免除申請:早めに手続きを行えば、将来の受給に影響しません。
まとめ
年収200万円で来年発生する税金・社会保険料は、所得税約24,000円+住民税約40,000円+国保約84,000円=合計約15万円。国民年金は免除手続きをすれば不要になります。
節税や負担軽減のためには、扶養控除・医療費控除の検討や、国保・年金の制度申請が有効です。役所や税務署での確認もおすすめです。
コメント