スマートフォンの機種変更後に三井住友銀行のアプリでセーフティパスやワンタイムパスワードの再登録を行う際、エラーコード「03087-E」が表示され登録が完了できないケースがあります。特に屋号付き口座を利用している個人事業主の方に多いこの問題について、考えられる原因と具体的な対処法を解説します。
エラーコード03087-Eの意味と背景
三井住友銀行のセーフティパス登録時に表示される「03087-E」というエラーコードは、本人確認書類に記載されている氏名情報と、銀行口座に登録されている名義人情報に相違がある場合に表示されます。
たとえば、口座名義に「○○商店 田中太郎」のように屋号が含まれている場合、本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード)とは一致しないため、システム上エラーとして処理されるのです。
屋号付き口座が原因で登録できないケース
個人事業主やフリーランスの方が開設している屋号付き口座では、口座名義と本人確認書類の氏名が一致しないことが一般的です。
このため、アプリ内での本人確認認証に失敗しやすく、「登録できない」「再認証が通らない」といったトラブルが頻発しています。銀行側の仕様変更により、2023年以降このエラー報告が増加傾向にあります。
解決策①:銀行窓口での本人確認手続き
屋号付き口座を利用している場合、アプリ経由の本人確認ではなく、最寄りの三井住友銀行窓口での手続きが推奨されます。
免許証やマイナンバーカード、通帳、キャッシュカードを持参し、口座名義と本人確認書類の差異を説明すれば、対面での対応が可能です。窓口での登録後、アプリでの利用も可能になります。
解決策②:アプリのカスタマーサポートに連絡
どうしても来店が難しい場合は、三井住友銀行のカスタマーサポート(0120-56-3143など)に電話をかけて、事情を説明しましょう。
本人確認書類を再提出するための案内や、別の認証方法について教えてもらえることがあります。通話時には、エラーコードと登録口座名義(屋号付きかどうか)を明確に伝えるとスムーズです。
再登録時に気をつけるその他のポイント
- 登録前にアプリと端末を最新バージョンにアップデート
- 本人確認書類の写真撮影時は明るい場所で反射や影がないように
- 氏名・生年月日・住所が正確に一致しているか再確認
とくに免許証の裏面に住所変更が記載されている場合は、裏面も必ず撮影しましょう。
まとめ:屋号付き口座の方は窓口対応が確実
三井住友銀行のアプリでセーフティパスやワンタイムパスワードが登録できないとき、特に屋号付き口座をお持ちの方は、本人確認情報の不一致が主な原因です。
アプリ内で解決できない場合は、三井住友銀行公式サイトやカスタマーサポートへの連絡、あるいは直接窓口での対応が最も確実な解決方法となります。
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