ネットで京都銀行の口座を開設した場合、キャッシュカードが届いてすぐにATMが利用できます。しかし「代表口座とそうでない口座でATM手数料が違うのか?」「時間帯によって手数料がかかるのか?」といった点で不安を感じる方も多いのではないでしょうか。この記事では、京都銀行のATM手数料について、代表口座・非代表口座の違いや時間帯別の料金を具体的に解説します。
京都銀行の「代表口座」とは?
京都銀行では、キャッシュカードに紐づけられる「代表口座」と、通帳のみ保有している「非代表口座」が存在します。ネット口座開設で発行されるのは、通常この「代表口座」です。
キャッシュカードを使ってATMで入出金が可能なのは、この代表口座です。一方、非代表口座(サブ口座)はカード利用ができず、通帳での窓口対応やインターネットバンキングを介した操作のみ可能となっています。
代表口座でのATM手数料|時間帯別に異なる
代表口座のキャッシュカードで京都銀行ATMを利用する場合、曜日や時間帯によって手数料が発生することがあります。以下にその概要を示します(2025年時点の情報)。
曜日・時間帯 | 入金 | 出金 |
---|---|---|
平日 8:45〜18:00 | 無料 | 無料 |
平日 上記以外 | 無料 | 110円 |
土日祝 終日 | 無料 | 110円 |
つまり、入金については時間を問わず無料ですが、出金には平日18時以降・早朝、および土日祝は手数料がかかる点に注意が必要です。
非代表口座でのATM操作はできる?
結論から言うと、非代表口座ではATMでの現金の入金・出金はできません。キャッシュカードに登録されているのは1つの代表口座のみであり、それ以外の口座はATM操作の対象外です。
たとえば、2つの口座を京都銀行で保有している場合でも、キャッシュカードで操作できるのは1つだけ。別の口座を操作したい場合は、インターネットバンキング(京銀ダイレクト)や店頭での手続きが必要です。
他行ATMを使った場合の手数料は?
京都銀行のキャッシュカードは、セブン銀行・イーネット・ローソン銀行ATM・ゆうちょATMなどでも利用可能です。ただしこの場合、手数料が発生する可能性があります。
たとえば、平日昼間にセブン銀行ATMで出金した場合でも、110円〜220円の手数料が発生するケースがあります。手数料の有無や金額は、利用するATMの種類と利用時間帯によって異なるため、公式サイトの手数料表を事前に確認するのがおすすめです。
ATM手数料を無料にするコツ
京都銀行には「京銀ステップダウン優遇制度」があり、取引状況に応じてATM利用手数料が優遇される仕組みがあります。
- 給与振込や年金受取を設定する
- 住宅ローンの利用
- 京銀ダイレクトでの積極的な利用
これらの条件を満たすことで、他行ATM手数料が月3回まで無料になるといった特典もあります。長く利用する方は、この制度の活用も検討してみましょう。
まとめ:代表口座のみATM対応、時間帯によって出金手数料が発生
京都銀行のATMでは、キャッシュカードに紐づけられた代表口座からの入金は時間帯にかかわらず無料ですが、出金は平日18時以降や土日祝には手数料(110円)が発生します。
非代表口座からのATM入出金はできないため、利用したい場合はインターネットバンキングや窓口を通じて操作する必要があります。ATM手数料を抑えるには、代表口座の利用と時間帯の工夫、さらに京銀ステップダウン制度の活用が鍵となります。
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