2025年に開催される大阪・関西万博では、会場内の支払いがすべてキャッシュレス決済となることが発表されています。現金の使用は一切できないため、来場予定の方は事前に準備が必要です。この記事では、交通系ICカード「manaca(マナカ)」の利用可否や、会場内でのキャッシュレス決済について詳しく解説します。
大阪・関西万博2025のキャッシュレス決済対応状況
大阪・関西万博では、会場内の飲食・物販・サービス店舗等で利用できるキャッシュレス決済ブランドが発表されています。対応するプリペイド型電子マネーには、交通系電子マネー(Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca/マナカ、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん)や楽天Edy、WAON、nanacoが含まれています。
また、コード決済やクレジットカード、海外モバイル決済サービスなど、70以上の決済ブランドに対応しており、国内外からの来場者がスムーズに利用できる環境が整えられています。
manaca(マナカ)の利用について
交通系ICカード「manaca(マナカ)」は、大阪・関西万博の会場内で利用可能です。manacaは、名古屋市交通局や名古屋鉄道などで導入されている交通系ICカードで、全国相互利用サービスに対応しており、他の交通系ICカードと同様に利用できます。
会場内では、manacaを利用して飲食や物販、サービス店舗での支払いが可能です。ただし、manacaの残高が不足している場合は、会場内に設置されているマルチ電子マネーチャージ機を利用してチャージすることができます。
会場内のチャージ機について
大阪・関西万博の会場内には、TOPPANエッジ株式会社が提供する「マルチ電子マネーチャージ機」が60台以上設置されます。このチャージ機は、交通系電子マネー(manacaを含む)、楽天Edy、WAON、nanaco、AEON Payへのチャージに対応しています。
チャージ機は、現金から各種プリペイド型電子マネーへのチャージが可能で、スマートフォンなどをお持ちでない方も簡単にキャッシュレス決済を利用できる環境が提供されます。
交通系ICカード1枚での利便性
交通系ICカードを利用すれば、大阪・関西万博会場までのアクセスや会場内でのお買い物が1枚で完結します。JR西日本の駅ナカや列車内だけでなく、全国の鉄道会社等の駅ナカにおいても、交通系ICカードの利用が促進されています。
例えば、名古屋からmanacaを利用して大阪まで移動し、そのまま万博会場内での支払いにもmanacaを使用することができます。これにより、交通費と会場内での支払いを1枚のカードでスムーズに行うことが可能です。
まとめ
大阪・関西万博2025では、交通系ICカード「manaca(マナカ)」を含む複数のキャッシュレス決済手段が利用可能です。会場内では現金の使用ができないため、事前にmanacaの残高を確認し、必要に応じてチャージしておくことをおすすめします。また、会場内にはチャージ機も設置されているため、現地でのチャージも可能です。交通系ICカード1枚で、万博会場までのアクセスから会場内での支払いまでをスムーズに行い、快適な万博体験をお楽しみください。
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