PayPay銀行で預けているだけで利息がつく?仕組みと他行との違いを解説

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ある日突然、PayPay銀行の口座に“お利息”として入金があった――そんな経験に驚いた方もいるかもしれません。設定もしていないのに勝手にお金が増えていたら、「何かの間違いでは?」と心配になるのも無理はありません。ですがご安心ください、それはれっきとした“普通預金の利息”です。本記事では、PayPay銀行に預けているだけで利息がつく仕組みと、楽天銀行など他行との比較をわかりやすく解説します。

PayPay銀行の普通預金には利息がつく

PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)では、普通預金に預けているだけで年利0.001%(2024年現在)の利息が自動でつきます。特別な申込みや設定は不要で、毎月第2金曜日に利息が入金されます。

たとえば、年間100万円を預けていた場合、0.001%の年利なら10円の利息がつき、これが12分割されて毎月反映される仕組みです。

PayPay銀行の利息入金の表示例

入出金明細を見ると、「利息入金」「お利息」などと表示され、少額であってもきちんと記録されます。金額が数円~十数円と少ないため見落としがちですが、これはごく一般的な仕組みに基づいています。

なお、利息には20.315%の税金(所得税15.315%+住民税5%)が差し引かれて入金されます。

楽天銀行でも同様に利息がつく

楽天銀行でも、普通預金に預けているだけで利息がつきます。楽天証券と連携した「マネーブリッジ」設定をすれば、年利0.1%(2024年現在)と、メガバンクに比べて高金利です。

たとえば、同じく100万円を楽天銀行に預けていると、年間1,000円の利息がつくことになります(税引前)。この差は運用効率にも影響するため、活用する価値は十分にあります。

利息がつく銀行の代表例と利率比較

銀行名 普通預金金利(年利) 備考
PayPay銀行 0.001% 毎月第2金曜に利息付与
楽天銀行 0.02%~0.1% マネーブリッジ連携で優遇
住信SBIネット銀行 0.001%~0.01% スマプロランクで変動
三菱UFJ銀行 0.001% メガバンク共通の低水準

このように、ネット銀行を中心に「預けているだけで利息が自動でつく」仕組みは広く存在しています。

利息は小さくても“安心の証”

銀行にお金を預けると、必ず利息がつくということは、ある意味で資産が安全に管理されている証拠でもあります。高金利ではありませんが、元本保証という安心感とセットで得られるごく基本的な銀行サービスの一つです。

預金額が増えればその分利息も増えるため、少額でも確実に資産が増えるという事実は見逃せません。

まとめ:PayPay銀行の利息は設定不要で自動付与される

PayPay銀行に預けているだけで利息がつくのは、普通預金に対するごく一般的なサービスです。特別な設定は不要で、自動的に毎月利息が入金されます。楽天銀行など他のネット銀行でも同様の仕組みがあり、連携サービス次第ではより高金利になるケースもあります。

今後は利息の有無だけでなく、手数料やATMの使いやすさなども含めた銀行選びをしてみると、よりお得に資産管理ができるようになるでしょう。

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