クレジットカードでガソリンを給油した際、明細に「1円」など非常に少額の請求が表示されて驚いた経験はありませんか?本記事ではその理由と仕組み、実際にどう処理されるのかをわかりやすく解説します。
1円請求の正体は「与信確認(オーソリ)」
多くのセルフ式ガソリンスタンドでは、給油前にクレジットカードの有効性を確認するために少額(1円や10円など)の仮請求が発生します。これは「オーソリゼーション(与信枠の確保)」と呼ばれる処理で、実際にこの金額が引き落とされるわけではありません。
つまり、これは「あなたのカードが使えるか?」を一時的にテストしているだけなのです。その後、実際の給油金額が確定すると、正式な金額で請求が行われます。
正式な請求が反映されるタイミング
給油当日〜数日後に、実際の利用額(数千円など)で再度明細に反映されます。オーソリで1円表示されていても、安心してください。それは仮の情報であり、時間差で正しい請求に切り替わります。
例として、7月14日に給油して1円の明細が出た場合、7月16日〜18日あたりに「正式なガソリン代」へと差し替わるケースが一般的です。
「誰かが現金で払った?」可能性はあるか
もちろん、第三者(今回の場合は友人)がクレカを通したあとで「やっぱり現金で払います」と申し出て、現金で支払った可能性もゼロではありません。この場合、クレジットカードの仮請求だけが残って実際の請求が発生しないこともあります。
ただし、多くのセルフスタンドでは現金とクレジットの切り替えが難しいため、操作の記録やレシートの確認が必要です。
明細確認のコツとチェックポイント
- クレジットカードの明細を翌日以降も数日間確認する
- アプリやWeb明細では「仮の明細」と「確定明細」が区別されている
- 心配であれば、ガソリンスタンドへ問い合わせるか、レシートを確認する
重要:正式請求が来るまで1〜3営業日かかることが多いため、数日待ってから再確認をおすすめします。
実際に起こった事例
実例:あるユーザーがセルフのENEOSでクレジットカードを使い、明細が1円だったが3日後に6,540円で正式請求があった。
このようなケースは非常に多く、心配する必要はありません。
まとめ:まずは数日待って明細の変化を見よう
ガソリンスタンドで1円請求が表示されるのは、ほとんどの場合「仮請求(オーソリ)」です。数日後には実際の金額が反映されるため、焦らず明細の変化を確認しましょう。
それでも不明な点があれば、カード会社かスタンドの店舗に直接問い合わせるのが確実です。仕組みを理解すれば、不安なくクレジット決済を活用できます。
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