毎年春に届く自動車税の納付書。便利なキャッシュレス決済が広がる中、「PayPayカードで支払うとポイントはつくのか?」という疑問を持つ方も多いはずです。税金の支払いにも工夫次第でお得にポイントを貯める方法があります。今回は、自動車税をPayPayカードで支払う際の注意点と、ポイント付与の実態について詳しく解説します。
PayPayカードで自動車税を支払う方法
PayPayカードは、ヤフー・ソフトバンク系列のクレジットカードで、PayPayアプリとも連携可能です。自動車税の支払いには、以下のような方法が選べます。
- 地方自治体の公式ウェブサイト経由でクレジットカード納付
- Yahoo!公金支払い
- PayPay請求書払い(PayPay残高のみ)
- コンビニでのバーコード支払い(PayPayアプリ)
このうち「PayPayカード」で直接支払うには、クレジットカード納付またはYahoo!公金支払いが必要です。
自動車税をPayPayカードで支払ったときのポイント付与
通常、PayPayカードは決済額100円につき1ポイント(1%)の還元が基本ですが、税金・公共料金などの一部支払いではポイント付与の対象外となるケースが多いです。
例えば、Yahoo!公金支払いでは「PayPayカードでの納税でもポイントはつかない」と公式に明示されています。また、自治体によっては別途「システム利用料」が加算される場合もあり、実質的に手数料負けしてしまうこともあります。
PayPay残高での支払いはどうなのか?
PayPayアプリの「請求書払い」機能を使えば、自治体によっては自動車税をPayPay残高から直接支払えます。しかし、PayPay残高での税金支払いはポイント還元対象外です。
そのため、「PayPayボーナス」を消化したい場合などは有効ですが、ポイント目的であればおすすめできません。
他社カードと比べた場合のお得度
一部の高還元率クレジットカード(例:リクルートカード、エポスゴールドカードなど)では、公共料金や税金支払いでもポイントが付与される場合があります。PayPayカードは税金支払いに対しては基本的にポイント対象外であるため、目的に応じて使い分けが重要です。
また、自治体によっては「au PAY請求書払い」や「LINE Pay請求書支払い」などにも対応しており、期間限定でポイントキャンペーンが実施されることもあります。
ポイントを得たいならどうすればいいか?
結論として、PayPayカードでの自動車税支払いでポイントを得るのは難しいですが、以下のような方法なら可能性があります。
- 高還元クレジットカード(ポイント対象外でないことを要確認)での納付
- モバイルSuicaやnanacoにチャージして、対応コンビニで支払う
- 自治体キャンペーンを利用して還元を狙う
特に「nanacoにチャージ→セブンイレブンで支払い」は、税金支払いの王道テクニックとして知られています。
まとめ:PayPayカードでの自動車税支払いは損か得か
PayPayカードでの自動車税支払いは手軽ではありますが、原則としてポイント付与は期待できません。お得に支払いたいのであれば、他の高還元カードや電子マネー経由の方法を検討する価値があります。
税金の支払いは金額が大きいため、工夫次第で数百円から数千円分のポイント差が出ることも。しっかりと仕組みを理解して、賢く納税しましょう。
コメント