クレジットカードを利用する上で、「いつ使った分が、いつ支払われるのか?」という点は家計管理において非常に重要です。特にJCBカードなどの締め日・支払日のルールは、混乱しやすいポイントでもあります。本記事では、JCBカードを例に、7月29日など月末近くの利用が、いつの支払いに反映されるのかを解説していきます。
JCBカードの締め日と支払日をまず確認しよう
JCBカード(プロパーカードや一部提携カード)の一般的な締め日は毎月15日、支払日は翌月10日です。つまり、7月16日〜8月15日までの利用分は「9月10日支払い」に反映されます。
たとえば、7月10日に使った分は「8月10日」、7月29日に使った分は「9月10日」の引き落としになるという違いがあります。
7月29日の利用分は8月支払いに含まれない理由
クレジットカードの支払金額が確定するのは、締め日のタイミングで決まります。JCBの場合、7月15日が締め日であるため、それ以降の利用(7月16日以降)は次の支払月=9月扱いになります。
つまり、質問のように「8月分の支払金額がすでに確定している」という状況であれば、7月29日の利用分は当然その締め日以降のため、9月10日が引き落とし日となります。
利用日と請求反映にはタイムラグがある点に注意
もう一つ注意したいのは、利用した日付と実際にJCBがその情報を処理して請求に反映するまでには数日~1週間程度の「ラグ」があるということです。
そのため、7月15日直前に使ったとしても、処理が間に合わなければ8月扱いになるケースや、逆に7月16日以降でも即時反映されない場合などがあります。
Web明細やアプリで請求予定日を常にチェック
JCBカードの会員専用サイト「MyJCB」や、アプリから明細を確認すれば、「いつ利用された分が、いつ支払われるか」が請求予定金額と共に明示されます。
日常的に利用している方は、支払予定日を見落とさないよう、アプリを活用してこまめにチェックする習慣をつけるのが賢明です。
具体例で確認:月末近くの利用と支払のタイミング
利用日 | 締め日 | 支払日 |
---|---|---|
7月14日 | 7月15日 | 8月10日 |
7月16日 | 8月15日 | 9月10日 |
7月29日 | 8月15日 | 9月10日 |
このように、月末近くのカード利用は翌々月の支払いに回るケースが大半です。
まとめ:JCBカードは「締め日ベース」で支払月が決まる
JCBカードは一般的に毎月15日が締め日であり、そこを起点にして翌月10日が支払日と設定されています。よって、7月29日に使った分は8月ではなく「9月10日」に請求されるのが基本です。
支払スケジュールを把握しておくことで、引き落とし金額の急増による口座残高不足や、予定外の支出リスクを避けられます。カードを上手に使いこなすには、こうしたルールをきちんと理解しておくことが大切です。
コメント