「40歳で年収400万円、500万円ってどのくらいいるの?自分の年収は普通なのか」と気になる方も多いはずです。本記事では40代の平均・中央値をもとに、年収400万・500万の割合や年代別の実態を、統計データに基づいてわかりやすく解説します。
40代の平均年収と中央値とは?
dodaの調査によると、40歳男性の年収中央値は約500万円、全体の中央値は約430万円〜450万円という結果が出ています。これは平均年収の約495万円〜519万円に近く、多くの働く人がこのあたりの水準に位置していることを示しています:contentReference[oaicite:0]{index=0}。
中央値とは、年収を順に並べたとき真ん中に位置する値なので、ごく一部の高収入が平均を引き上げる影響を受けにくく、実態を反映しやすい指標です。
年収400万・500万の割合はどれぐらい?
国税庁の最新調査によれば、全給与所得者のうち「400万円超~500万円以下」の人は約15.3%、そして「500万円超~600万円以下」は約10.9%。つまり、年収400万〜600万の層だけで全体の約26%にあたります:contentReference[oaicite:1]{index=1}。
男性に限ると、500万円以上の割合は約45%に達し、40代男性では比較的一般的な収入水準と言えます:contentReference[oaicite:2]{index=2}。
年代別に見る収入の実態
厚生労働省のデータでは、40代前半(40~44歳)男性の年収分布では、約16.6%が400万~500万、約6.6%が500万~600万の境遇にいるとされています。40代後半では、約20.1%が400万~500万、9.8%が500万~600万という分布です:contentReference[oaicite:3]{index=3}。
このように、500万円以上は上位層に属しますが、40代男性では珍しい数字ではなく、多くの人が到達する範囲と言えます。
一般的リーマンで400万・500万はどれくらいいる?
40代企業勤務の正社員であれば、年収500万円前後の人は珍しくありません。特に大企業や管理職層では500万円以上も多く見られます。一方、地方企業や中小規模の職場では400万円前後が一般的という場合もあります:contentReference[oaicite:4]{index=4}。
職種や業種、企業規模によって差はあるものの、40代男性の年収500万円は「標準的〜やや上」といえる位置にあります。
まとめ:40歳で年収400万・500万の位置づけ
総括すると、年収400万台は給与所得者全体では約15%強、500万台は約11%前後です。しかし、40代男性に限ると500万円以上はおよそ45%とされ、かなり一般的なレンジです。
つまり、40代男性で年収400万も500万も、ごく普通のサラリーマンが到達できる水準であり、500万円は決して少数派ではありません。自身の属する職場の業種や企業規模と照らし合わせて判断することが現実的です。
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