毎月の水道代が高いと感じたとき、まず気になるのは「この金額って普通なの?」という点ではないでしょうか。本記事では、3人暮らしで月1万8千円の水道料金が標準的かどうかを判断するためのポイントと、節水のヒントをご紹介します。
水道料金の全国平均と目安
総務省の家計調査によると、3人世帯の平均的な月額水道代は約7,000〜9,000円です。もちろん、これは地域の水道料金単価や利用状況により前後します。
1万8千円という水道代は、全国平均の2倍近くとなるため、やや高い水準といえますが、必ずしも異常とは限りません。
水道使用量が増える要因とは?
水道代が高くなる理由として、以下のような要因が考えられます。
- お風呂の使用頻度が高い(追い焚きや湯張りも含む)
- 庭や植木への散水
- 洗濯回数の多さ(毎日2回以上など)
- 古いトイレや蛇口からの微量な水漏れ
特に夏場の散水は意外と多くの水を使うため、毎日植木に水やりをしていると、月数千円の水道代が上乗せされる可能性もあります。
実際の生活スタイルと照らし合わせる
今回の例では、朝晩シャワーを使う方1人と、毎日お風呂に入る2人がいるとのこと。一般的に、シャワー10分で約100L、お風呂1回で約180Lの水を使用するとされています。
仮にシャワーが1日200L、お風呂が2回で360Lとすると、1日560L、月で約17,000Lに相当します。これに加えて、庭への散水やその他日常の使用(食器洗いやトイレなど)を加えると、かなりの量になります。
水道代を節約するためのチェックポイント
もし節約を意識したい場合は、以下のような工夫が効果的です。
- 追い焚きよりも保温機能を活用
- シャワーヘッドを節水型に交換
- 庭の水やりを早朝か夕方のみにして蒸発を防ぐ
- トイレや蛇口の水漏れ点検
これらの工夫だけでも、数千円の水道代削減が見込めます。
驚くほどの異常値かどうかの判断
水道料金が高くなっていると驚くかもしれませんが、使用スタイルに心当たりがある場合には必ずしも異常とは限りません。ただし、心当たりがない場合は水漏れや検針ミスの可能性も考慮し、市の水道局に問い合わせて確認するのが安心です。
まとめ:生活スタイルを見直せば節水は可能
3人暮らしで水道代が1万8千円というのは、平均よりやや高めではありますが、毎日のお風呂や散水習慣があるご家庭では十分に起こり得る金額です。もし節約を検討している場合は、まずは使い方の見直しから始めると良いでしょう。
気になるようなら、一度水道局に相談することで安心につながります。
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