スマートフォンの機種変更や電話番号の変更を行った後、三井住友銀行のインターネットバンキング(SMBCダイレクト)にログインしようとした際に、ワンタイムパスワードが届かずに困るケースが増えています。本記事では、電話番号が変わってしまった場合にどのように対処すればよいのかを詳しく解説します。
なぜワンタイムパスワードが届かないのか?
三井住友銀行では、セキュリティ強化のために「ワンタイムパスワードアプリ」またはSMSによる認証が必要です。これらの機能は、初期登録された端末や電話番号に紐づいています。したがって、電話番号を変更すると、古い番号にワンタイムパスワードが送信されてしまい、新しい端末では受信できません。
また、ワンタイムパスワードアプリを使っている場合でも、アプリの再インストールや機種変更後に再設定が必要になるため、正常に動作しなくなります。
電話番号変更後のログイン手順
電話番号が変更されていてワンタイムパスワードを受信できない場合は、以下のいずれかの方法で対応が必要です。
- 店舗での本人確認と設定変更:お近くの三井住友銀行の窓口で本人確認を行い、登録情報(電話番号)を変更できます。
- 電話での問い合わせ:0120-56-3143(SMBCダイレクト ヘルプデスク)に連絡し、指示に従って本人確認書類などを提出します。
- アプリ経由で設定変更:ログインできる別端末がある場合、ワンタイムパスワードアプリの再設定や電話番号の更新が可能なケースもあります。
いずれの場合も、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類が必要になるので、事前に準備しておきましょう。
ワンタイムパスワードの設定をリセットするには?
SMBCダイレクトの「ワンタイムパスワード利用解除・再登録」は、本人確認後に可能となります。特に以下の方法が選択されます。
- 書面での手続き:銀行から送られてくる所定の書類に記入し返送することで設定解除が可能です。
- 店頭での即時対応:最寄りの支店に行けば、即日でのワンタイムパスワード解除や電話番号の更新が可能です。
これらの手続きはセキュリティ上、第三者による成りすましを防ぐために慎重に行われています。
ログインできない間の代替手段
ネットバンキングにアクセスできない間でも、以下の方法で口座確認や振込が可能です。
- 通帳記帳またはATM利用:最寄りのATMで残高確認や振込が行えます。
- 電話バンキング:SMBCの電話バンキングサービスを利用すれば、音声案内での振込や確認が可能です。
ただし高額取引などは制限があるため、早めの本人確認・再設定をおすすめします。
まとめ:電話番号変更時は迅速な再設定を
三井住友銀行のネットバンキングでワンタイムパスワードが受け取れない場合、主な原因は登録された電話番号が古いためです。放置すると口座利用に支障をきたすこともあるため、速やかにヘルプデスクへの連絡か店頭での再登録を行いましょう。
詳しくは三井住友銀行公式サイトのワンタイムパスワード案内ページも併せてご確認ください。
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