自己都合で今月いっぱいで退職予定、しかし契約社員の内定ももらっていて失業手当の受給が心配…という状況はよくあります。本記事では、ハローワークでの内定保留と失業手当の関係、自分で選択肢を持ちながら受給を目指す流れについて、わかりやすく整理します。
失業手当(基本手当)の受給条件の基本
失業手当を受け取るには「退職後に求職登録を行い」「すぐに就職できない状態であること」「就職活動を継続する意思があること」が必要です。
契約社員の内定を受け入れず「今は辞退したい」とハッキリ示せば、受給条件に矛盾は生じません。
内定保留=失業認定には影響する?
ハローワークでは「内定が複数ある」「再就職の見通しがある」場合、認定日の判断材料になります。
ただ単に「内定もらったがまだ迷っている」「将来の不安で保留中」と説明すれば、受給制限には通常なりません。
具体的なハローワークでの伝え方と効果
- 求職申込時に「内定を1件受けていますが、条件面・将来性を考えまだ決めかねています」と相談
- 認定日に「今も安定した就職先を探しています」と失業状態の意思表示
- 内定を辞退する際は、辞退すると伝えることでハローワークにも状況が伝わります
このように意思表示すれば、認定に影響せず受給可能です。
契約社員スタートか待つか―メリット・デメリット
契約社員スタートのメリット
・収入が早く得られる
・社会保険に加入でき履歴もつく
契約社員スタートのデメリット
・失業手当の受給が受けにくくなる
・正社員への切替が保証されない
失業手当と同時に転職活動するコツ
「内定保留中でも受給可」という前提で、以下を並行します。
- ハローワーク・転職サイトで求人探し
- 面接への再応募・準備
- 認定日に「活動報告」を忘れずに
この流れを乗り切れば、内定保留でも受給しながら正社員に近づく選択肢がとれます。
まとめ:意思の明示と継続活動が鍵
ハローワークでは「求職中である意思」と「就職活動を続ける意思」が重視されます。
契約社員の内定を保留している旨を正しく伝え、継続して活動を続ければ、失業手当をもらいながら適切な就職先を探すことが可能です。
コメント