老後の資産管理や生活設計を考える際、どれくらいの金額が必要で、どれくらいの期間支出をカバーできるかは大きな関心事です。特に、リタイア後の生活費、医療費、介護費用などがどれくらいかかるかは、早い段階からシミュレーションしておくことが重要です。この記事では、質問者のケースを元に、老後の資産設計について具体的な数字を用いて考察します。
リタイア後の収入と支出のシミュレーション
質問者の場合、リタイア後の年金収入は120万円/年と予想されています。この年金に加え、現時点での預貯金や株、生命保険などを含めると、計1億340万の資産があります。一方、生活費として毎年300万円程度がかかる見込みです。このシミュレーションに基づいて、支出と収入を比較してみましょう。
年金120万円/年、仕事による収入3200万円(8年間)、預貯金などの金融資産5100万円があるため、リタイア後の収入は合計で1億340万円となります。一方、必要な支出は約6000万円(20年分の生活費)と予想されていますので、収支はプラス4340万円となり、財務的には問題なく過ごせる見込みです。
将来の医療・介護費用の考慮
老後の生活において、最も心配されるのは介護や医療にかかる費用です。特に、80代以降に認知症や寝たきりになった場合、施設に入るための費用がかかることが予想されます。この場合、1年あたり100万円程度、5年間で500万円程度の支出が見込まれる可能性があります。
そのため、老後の生活費のシミュレーションには、医療や介護費用をしっかりと含めて計算する必要があります。このシミュレーションに基づくと、リタイア後に必要な総資金をカバーするために、余裕を持って計画を立てることが重要です。
相続と税金の考慮
また、相続税についても考慮しなければなりません。質問者は、娘さんに相続を考えていますが、相続非課税枠は3600万円です。これを超えた部分に対しては相続税がかかる可能性がありますので、相続税の負担も予想しておく必要があります。
一方、リタイア後に発生する可能性のある大きな支出(介護費用や医療費)に備えるため、相続税の負担を軽減する方法についても考えておくことが重要です。
まとめ
リタイア後の資産管理においては、収入(年金や仕事からの収入)と支出(生活費、医療・介護費用)のバランスをしっかりとシミュレーションすることが重要です。質問者の場合、現在の資産状況と収入見込みから判断すると、老後の生活には問題なく対応できると思われますが、予期せぬ支出(介護費用や医療費)にも備えるため、事前に十分な準備が必要です。


コメント