PayPayカードの支払いが厳しいときはどうすべき?リボ払いと延滞の違いを徹底比較

クレジットカード

PayPayカードの支払日が迫っているのに資金が足りない。そんな時に「リボ払いに変更すべきか」「連絡して遅延対応するべきか」と迷う方は少なくありません。特に支払額が5万円台など中途半端な金額だと、判断が難しいものです。本記事では、リボ払いと延滞の違い、どちらを選んだ方が良いのかを金利や信用情報の観点から比較しながら解説します。

リボ払いと延滞では何が違う?

リボ払いとは、利用残高に応じて毎月の返済額を一定額にする仕組みです。支払額の調整は可能ですが、金利が高くなるのが特徴です。PayPayカードのリボ手数料は年率15.0%前後となっており、支払いが長引けば長引くほど手数料がかさみます。

一方で、延滞はあくまでも支払期日を過ぎてしまうことを指し、所定の「遅延損害金」が加算されます。PayPayカードの場合は年率14.6%(または15.0%)程度の遅延利率が設定されており、さらに信用情報に傷がつく可能性も出てきます。

55,000円を払えないとき、リボと延滞どちらが良い?

このようなケースでは、原則として「延滞するよりリボに切り替えた方が良い」とされています。なぜなら、延滞扱いになると以下のようなリスクがあるためです。

  • 信用情報機関に遅延記録が登録される
  • 翌月以降のカード利用停止
  • 督促や催告状の送付

一方で、リボ払いに変更すれば「正常な返済扱い」として処理され、信用情報に傷はつきません。たとえ金利が高くても、信用情報への影響を最小限にとどめるという点ではリボの方が有利です。

実際にPayPayカードでリボ変更するには

PayPayカードでは、支払い方法の変更は公式アプリまたは会員サイト「My PayPay Card」から行うことができます。変更手続きは支払日の数日前までに行う必要があるため、以下の流れを参考に早めに対応しましょう。

  1. My PayPay Cardにログイン
  2. 「お支払い方法の変更」→「リボ変更」を選択
  3. 変更金額・回数を入力し、確定

支払日直前では選択肢が限られる可能性があるため、できるだけ早く動くのがポイントです。

どうしても支払えない場合はカスタマーセンターに連絡を

リボ変更が間に合わなかった、あるいはリボにしても支払いが難しいという場合は、PayPayカードのカスタマーセンターに電話連絡を入れることが重要です。

事前に連絡することで、返済日猶予の相談や、柔軟な分割対応などが可能になるケースもあります。何よりも、無断で延滞するよりは誠実な姿勢が評価されやすいです。

連絡先はPayPayカードの裏面に記載されており、営業時間内にかけるようにしましょう。

信用情報への影響は長期的に大きい

一度でも延滞扱いになると、信用情報機関(CICやJICC)に記録され、その後数年間は住宅ローンや新たなクレジットカード発行、スマホの分割購入などに影響を与えることがあります。

たとえば、数千円の延滞であっても「返済能力に問題あり」とみなされるリスクがあるため、延滞は極力避けたいところです。

まとめ:リボは高金利でも延滞よりはマシ。早めの対応がカギ

PayPayカードの支払いが厳しい場合、リボ払いは金利負担こそありますが、信用情報を守るという意味で現実的な選択肢です。反対に、遅延すると信用情報への悪影響が長く残るため、無断で支払期日を過ぎることだけは避けるべきです。

いずれにしても、対処は早いほど選択肢が広がります。リボへの切り替えや、PayPayカードへの相談はできるだけ早めに行動することをおすすめします。

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