3Dセキュア認証コード入力前に画面を消した場合、決済は完了しているか？

オンライン決済を行う際、クレジットカードの認証を安全に行うために3Dセキュア認証が利用されることがあります。認証コードが送付され、コード入力前に注文や予約ミスに気づき、画面を閉じた場合、決済は完了しているのでしょうか？本記事では、その際の決済の仕組みについて詳しく解説します。

3Dセキュアとは？

3Dセキュアは、オンラインショッピングなどでクレジットカードを利用する際に、カードの不正利用を防ぐための認証サービスです。主に、カード会社が提供するセキュリティ機能で、オンライン決済時に別途、認証コードを入力することで、決済の本人確認が行われます。

認証コードは通常、カード所有者にSMSやアプリで送信され、そのコードを決済画面で入力することによって、取引が承認されます。この認証を経て初めて、取引が完了します。

もし3Dセキュア認証コードが送付され、入力する前に画面を消してしまった場合、その時点では決済はまだ完了していません。認証コードを入力して承認が完了しなければ、決済は完了せず、カード会社や決済サービスから「決済が承認されなかった」旨の通知が送られます。

要するに、認証コードの入力が決済承認の最終ステップとなるため、入力前に取引を中止した場合、決済自体は成立しません。

利用履歴に取引が表示されていない場合、それは決済が完了していない証拠です。認証コードを入力せずに画面を消した場合、取引はキャンセルされ、カードの利用履歴に反映されることはありません。

カードの利用履歴は、実際に決済が完了し、支払いが確定した時点で更新されます。したがって、決済が完了していない場合、利用履歴には取引が表示されないため、安心して問題ありません。

取引が完了したかどうか不安な場合、いくつかの方法で確認できます。まずは、カードの利用履歴を確認し、決済が反映されていないことを確認します。

次に、決済サービスやオンラインショップから送られる「決済完了の確認メール」や「注文確認メール」をチェックすることも重要です。これにより、取引が正常に完了したかどうかが分かります。

3Dセキュア認証コードを入力せずに画面を閉じた場合、その時点では決済は完了していません。認証コードの入力が完了しない限り、決済は成立しないため、利用履歴にも表示されません。もし不安な場合は、カードの利用履歴や決済サービスからの確認を行うことをお勧めします。