夫婦でそれぞれ1000万円を定期預金にするのはアリ?三菱UFJ信託のメリット・注意点を解説

貯金

夫婦二人がそれぞれ1000万円ずつ、合計2000万円を定期預金しようと検討するとき、不安や疑問が出てくるのは当然です。特に金利1.3%の三菱UFJ信託銀行の商品を使う場合、リスク分散や税金、条件など気になる点が出てきます。この記事では、そうした観点を踏まえて初めての定期預金が安心して選べるよう解説します。

なぜ夫婦で別名義にするのが選ばれるのか?

一人ずつ1000万円ずつ預けるメリットは元本保証の範囲が広がることです。金融機関の「万一の破綻時に保護される額」は1人につき1000万円までが目安とされており、夫婦でそれぞれ名義にすると全額保護されやすくなります。

家計として見ると、合算ではなく「個別管理+連帯責任」に近い資産構成となり、安全性が高まる点も安心材料です。

三菱UFJ信託銀行の金利1.3%の実力は?

現在の定期預金金利として1年もので1.3%というのは比較的高水準です。ただしこれはキャンペーンなどで一時的に上乗せされた金利である可能性もあるため、契約時の条件や解約時のペナルティ等をしっかり確認する必要があります。

特に満期前に解約する場合、中途解約利率が低くなるケースがあるため、流動性との兼ね合いも検討が必要です。

注意したい税金と利息の受け取り方法

利息には20.315%(復興特別所得税含む)の源泉分離課税がかかります。利息が多くなるほど税金負担も増えるため、手取り利率は実質1.0%前後となることを認識しておきましょう。

夫婦で別々の口座に分けても、税制面ではそれぞれに課税されるだけなので、特に不利になることはありません。

リスク分散の観点から考えると?

一つの金融機関に集中して預けるのは安心感がありますが、金融機関破綻時の影響も大きくなります。理想的には、複数の銀行・種類(ネット銀行・地銀など)に分散することで安全性が高まります。

ただし、分散しすぎると管理が煩雑になるため、「2〜3行の組み合わせでバランスを取る」ことがよく紹介されます。

始める前に確認しておきたいポイント

  • 預入期間と満期後の自動継続(ロールオーバー)設定がどうなっているか
  • 満期日以降の金利水準はどう変わるか
  • 中途解約時の利率について具体的な数字でシミュレーション
  • 振込手数料や口座維持費が何かかかるのか

まとめ:目的別に名義と分散を意識しよう

夫婦でそれぞれ1000万円ずつ定期預金するのは「元本保護」の観点から見て理にかなっています。1.3%という高金利も魅力ですが、税後利回り・中途解約ルール・金利の継続性なども踏まえて総合判断をしましょう。

さらに安全性を高めたい場合は、別の金融機関に一部を分散することも検討してみてください。まずは自分たちのライフプランに合わせた運用方法を検討するのが、安心できる定期預金スタートの第一歩です。

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