海外からゆうちょ銀行の口座に送金を受け取る場合、送金フォームに「支店コード」「支店名」「銀行住所」などを正しく記載する必要があります。とくに支店が漢数字3文字の場合や、記載方法に不安がある方はこの記事を参考にしてください。
支店コードの記載方法について
ゆうちょ銀行は記号・番号で構成された口座情報が多く使われていますが、海外送金では「支店コード(3桁)」が必要になります。これは通常、通帳やキャッシュカードに記載されている記号番号をもとに変換されます。
例えば「記号:12345 番号:12345671」の場合、ゆうちょ銀行の変換ツールを使って「支店コード:234」「口座番号:1234567」となります。この「234」が支店コードです。
支店名の記載方法と注意点
ゆうちょ銀行の支店名は、漢数字3文字(例:一一一)で表記されていることが多いですが、海外送金時にはアルファベットで記載する必要があります。
この場合、通常は以下のようにローマ字で記載します:
一一一支店 → ICHI ICHI ICHI
各漢数字をローマ字で3回繰り返すように書きます。銀行側のルールで違いが出る場合もあるため、事前にゆうちょ銀行に確認することが望ましいです。
銀行住所の記載とよくある誤解
ゆうちょ銀行では、漢数字3文字の支店が物理的な「店舗」を持たないことがあり、支店ごとの個別住所がないケースも存在します。そのため、海外送金のフォームではゆうちょ銀行の本店住所を記載するのが一般的です。
ゆうちょ銀行 本店住所(英語表記)
JAPAN POST BANK CO., LTD.
3-2 Kasumigaseki 1-chome, Chiyoda-ku, Tokyo 100-8793, JAPAN
一部では都道府県名だけの記載で通るケースもありますが、正確性を期すなら本店住所を記載する方が安全です。
実際の記入例(海外送金フォーム)
以下はゆうちょ銀行の口座に海外から送金する際の記載例です。
項目 | 記入例 |
---|---|
Bank Name | Japan Post Bank Co., Ltd. |
Branch Code | 111 |
Branch Name | ICHI ICHI ICHI |
Bank Address | 3-2 Kasumigaseki 1-chome, Chiyoda-ku, Tokyo 100-8793, JAPAN |
加えて、SWIFTコード「JPPSJPJ1」も必要になる場合があります。
支店情報が不明な場合の対処法
自分のゆうちょ口座の支店コードや支店名がわからない場合、ゆうちょ銀行の「店名・店番検索サービス」を活用しましょう。また、「ゆうちょダイレクト」にログインして確認することも可能です。
また、不明点がある場合は郵便局の窓口で直接聞くのもおすすめです。海外送金は間違いがあると資金が戻されたり、手数料が発生することもあるため、正確な情報入力が非常に重要です。
まとめ:正確な情報入力で安心な送金を
ゆうちょ銀行で海外送金を受け取る際には、「支店コード」「支店名」「銀行住所」を正確に記入することが大切です。漢数字支店の扱いには注意しつつ、本店住所の使用やSWIFTコードの確認も忘れずに行いましょう。必要に応じてゆうちょ銀行への問い合わせも活用してください。
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