かんぽ生命の学資保険で給付対象となる医療行為とは?上唇小帯切除術も含めて解説

学資保険

子どもの医療に関する不安は、保護者にとって大きな関心事です。特に学資保険に医療保障が付帯されている場合、「この治療費は保険の給付対象になるの?」と疑問を持つこともあるでしょう。この記事では、かんぽ生命の学資保険の給付対象とされる医療行為について、実際のケースも交えて詳しく解説します。

かんぽ生命の学資保険に医療保障はある?

かんぽ生命の学資保険には、医療保障が付帯されていない商品と、医療特約を付けられるタイプの保険商品があります。医療特約を付加している場合は、所定の手術や入院に対して給付金が支払われる可能性があります。

したがって、まずは契約している学資保険に医療特約が付いているかどうかを確認する必要があります。

医療特約の対象となる手術とは?

かんぽ生命の医療特約において、給付の対象となる手術は、公的医療保険制度の「診療報酬点数表」に記載された手術であることが基本条件です。

たとえば、入院を伴う手術や日帰りでも局所麻酔や全身麻酔を用いるような処置など、一定の条件を満たすものが対象となります。

上唇小帯切除術は給付対象となる?

上唇小帯切除術(じょうしんしょうたいせつじょじゅつ)は、上唇の裏側にある小帯(すじ)を切除する処置で、歯列矯正や発音障害の予防などのために行われることがあります

この処置は「K318 小帯形成術」として診療報酬点数表に掲載されており、保険適用かつ所定の条件を満たせば、かんぽ生命の医療特約で手術給付金の対象となる可能性があります

給付対象かどうか確認する方法

まず、かんぽ生命の公式サイトまたは契約書類で「手術給付金対象手術」の一覧を確認しましょう。次に、通院・手術を受けた医療機関に「診療報酬点数表に基づく手術であるかどうか」を確認します。

そのうえで、かんぽ生命へ給付金請求書類と診療明細書・領収書のコピーを提出すれば、数日から2週間ほどで給付判断が通知されます。

保険請求の際の注意点

書類不備や医師の診断書の記載ミスなどがあると、審査に時間がかかる場合があります。また、手術が予防目的や美容目的と見なされると、給付対象外になる可能性もあるため、医療機関での説明と医師の所見が重要です。

不明点がある場合は、かんぽ生命のお客様相談センター(0120-552-950)へ事前に相談しておくのが安心です。

まとめ:まずは契約内容と手術の内容を確認しよう

上唇小帯切除術は、一定の条件を満たせば学資保険の医療特約で給付対象となる可能性があります。ただし、契約内容・手術の性質・診療報酬上の取り扱いなどを確認することが重要です。

手術を受けたあとでも、領収書・診療明細書を保管し、落ち着いて保険会社へ問い合わせ・請求を行うことで、スムーズに給付を受けられる可能性が高まります。

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