新1万円札「AA01」の価値は上がる?希少性と市場価値の見極め方

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2024年に発行された新デザインの1万円札は、発行初期のものに「AA01」などの番号が付き、コレクターや貨幣愛好家の間で注目を集めています。この記事では、こうした新紙幣の中でも「AA01」のような番号がどれほどのプレミア価値を持つ可能性があるのか、詳しく解説していきます。

新1万円札「AA01」とは何か?

新1万円札には、それぞれ異なる通し番号(記番号)が印刷されています。「AA01~」は最初期に印刷された紙幣に割り振られる番号帯であり、通し番号の頭文字「AA」と、数字の「000001」から始まるものが該当します。

特に「AA01 000001A」などの番号は、市場で極めて高い希少価値を持つとされ、収集家の間ではプレミアが付くこともあります。

記番号の種類とプレミアの付きやすさ

すべての「AA01」札に高額な価値がつくわけではありません。次のような特徴がある記番号は市場で人気があります。

  • ゾロ目(例:AA01 111111A、AA01 777777A)
  • 階段状の番号(例:AA01 123456A)
  • 左右対称(例:AA01 122221A)
  • 番号000001~000100など極初期のもの

単に「AA01」の記号があるだけでは、現在のところ額面以上の価値は出にくいですが、状態が良好で上記に該当するような特殊番号であれば数千円〜数万円の価値がつく可能性もあります。

市場での売買価格の傾向

現在(2025年時点)のヤフオクやメルカリ等のフリマサイトでは、「AA01」記号の新1万円札は1.1万円〜1.5万円程度で取引される例があります。ただし、実際の落札価格は記番号や状態に強く影響されます。

たとえば、「AA01 000123A」のようにキリが良いものは1.2万円前後で売れることがありますが、通常の「AA01 123456A」などでは出品価格が1万円を超えていても実際には売れないケースも少なくありません。

売却時の注意点とベストなタイミング

売却を検討する場合、記番号が珍しいか、紙幣の状態が「完全未使用」に近いかが重要です。シワ、折れ、汚れがあると大きく価値が下がるため、取り扱いには細心の注意を。

また、新紙幣の発行から時間が経つにつれて、「AA01」が流通する数が増える可能性があるため、今がもっとも価値が高い時期とも言えます。

実例:実際に高額取引された新紙幣

・2024年7月、ヤフオクにて「AA01 000001A」の新1万円札が約20万円で落札されたという報告があります。

・メルカリでは「AA01 123321A」のような美しい並びのものが1.5万円で取引されたケースも。

ただし、こうした例は例外であり、一般的には「AA01」の記号だけでは1万円以上になるとは限りません。

まとめ:記番号の特徴と状態が価値を左右する

新1万円札の「AA01」記号は確かに注目されていますが、それだけで高額な価値が保証されるわけではありません。記番号の並びや状態(未使用、美品)、発行からのタイミングなど、さまざまな要素によって価値が決まります。

売却を検討する際は、ヤフオクメルカリで実際の相場を確認したうえで、記番号をよく見て判断しましょう。

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